宏太story４ ページ15
生徒１「薮先生かっこいいー！」
生徒２「きゃーっ！！ずるい！私もして！」
んん・・・・？
意識が戻ると誰かに抱えられている感覚にみまわれた。
お兄ちゃん・・・？
・・・そうだ私、暗記の勉強してたら・・・。
生徒３「薮先生、恋しちゃってたりとか？」
すぐ近くで、生徒のがやがやした声が聞こえる。
薮「ばか、先生が生徒に恋するわけないだろ。」
すらっと言われた言葉。
・・・・・っ！
思わず、ドキッと胸の痛みが走る。
『大きくなったら、お兄ちゃんのお嫁さんになる！』
小さい頃にお兄ちゃんに言っていた言葉。
私は、今でも気持ちは変わらない。
そう、お兄ちゃんのことが好きなんだ。
でも、お兄ちゃんは私のことを一人の女として見てくれない。
どうしたら・・・・振り向かせられるんだろう？
そう思いながら、お兄ちゃんの腕の中で再び眠りについた。
・
・
・
梨華「もう大丈夫なの！？」
「う、うん・・ごめんね。心配かけちゃって。」
私はお兄ちゃんに保健室まで運ばれたらしく
もう、すっかり元気になったので昼休みに教室に戻ったのだ。
梨華「ってか、薮先生にお姫様抱っこされてたじゃん！
先生って、生徒からすごくモテるんだよ？」
「へ、へぇ・・・・！」
目をキラキラさせながらいう梨華。
私の表情に気が付いたのかニヤッと口角を上げる。
梨華「ねね、先生を振り向かせるためには
大人っぽくとか、色気とか出せばいいんだよ！」
「え、べ、別に振り向かせたいとか・・いうわけじゃ・・・。」
梨華「もぅ！素直じゃないんだから！」
そういうとメイクポーチを持ってきた梨華。
確か、梨華ってすごくメイクとかヘアアレンジとか得意なんだっけ？
梨華「顔に書いてあるよ！先生が好きだって！」
「へ！！っ嘘！？」
わ、私ってそんなすぐに顔に出る人だったっけ？
なんて思いながらも、メイクは順調に進んでいき・・・・。
梨華「ほら、できた！」
こっちの方が可愛いよ！っと手鏡を渡す梨華。
た、確かに・・・私いつもと違う・・・！
なんて、思ってた時。
薮「はい、授業を始めるぞー！」
あ、本人が入ってきた＿＿。
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
