宏太story２ ページ13
薮「夕飯作るから待ってて。」
「え、夕飯作れるんですか？」
薮「当たり前だろー！一人暮らしだぞ？」
キッチンに向かって腕まくりをする彼。
私は、咄嗟に声をかける。
「わ、私も手伝います！」
それを聞いた彼は、ふにゃっとほほ笑む。
ありがと。と一言いわれて手招きをする。
薮「家では、敬語を使うの禁止ね。
昔みたいに、お兄ちゃんでいいから。」
フライパンを取り出しながら手際よく作業を行いながら呟く。
薮「家の時だけは、仕事のこと・・忘れたいからね？」
「わ、分かった。」
私は、お兄ちゃんから頼まれたサラダを作る作業に取り掛かった。
・
・
・
「んー！おいしいね！」
薮「自分の手料理を人に食べさすなんていつ振りだろ？」
そう言いながら、箸で口にご飯を運ぶ。
「え、彼女に食べさせたりとか？」
少し、冗談交じりで言ってみた。
すると、お兄ちゃんがははっと笑い出す。
薮「あぁ、そうかもな。って俺彼女いないから！」
「え・・・？そうなの？」
「うん、フリー！」
へぇ・・彼女居てもおかしくないと思うんだけどなぁ。
・
・
・
食後、先生が食器洗いをしていたので手伝おうとしたら
止められる。
薮「Aはお客さんだから、な？」
「う、うん・・・。」
お兄ちゃんの言葉に甘えることにした私。
食器が片付いた頃、お兄ちゃんと私の昔話に会話がいく。
薮「にしても、Aはまだまだ子供だなぁ・・」
「子供じゃないもん！」
ほら、そういうところが子供なんだよ。
そう言いながら、頭をぽんぽんと撫でる。
「私だって、もう大人だし！」
薮「俺が、夏休みAん家泊まりに行った最終日
泣きじゃくってたもんなー・・寂しいって。」
そしてまた頭を撫でる。
ぽんぽん。
薮「それに、よく外で大貴と遊んでたりとかしてたよなぁ。
俺が遊園地、連れて行ったりとかしてさ。」
ぽんぽん。
お兄ちゃん、完全私をなめてるし・・・。
・・・・もぅ！
「お兄ちゃん、私を子供扱いしすぎ！
私、高校生だよ！？」
すると、少し黙り込んだ先生が口角をニヤッと上げる。
薮「・・・じゃあ、大人の証拠見せてみろよ？」
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
