涼介story９ ページ2
何時間たっただろうか・・・。
退屈でしょうがなかった私達。
そんな中、涼介先輩が口を開く。
涼「こーしててもつまんねぇし、お前なんか面白い話ない？」
「面白い話ですか・・・。うーん。」
背中合わせで話し始めた私達。
背中から、伝わる先輩の体温が温かく感じる。
「面白い話っていうか、質問なんですけど。
生徒会の皆さんってみんな呼び捨てとか、あだ名で呼び合ってますよね。」
涼介先輩より上の学年の、光先輩にだってそうだし。
その質問に、先輩が苦笑いをして話し出す。
涼「俺ら、全員幼なじみでさ。
サッカーチームを組んでたメンバーだから仲がいいんだよ。
腐れ縁ってやつ。」
「へぇー。いいですね、幼馴染。」
私は、大ちゃんとは幼なじみだけどね。
思わず、笑顔がこぼれる。
涼「じゃー逆に聞くけど、なんでペアを俺にしたの？」
・・・何でだろうね。
はっきりとした理由はなかったけどなぁ。
副会長だったっていう事が理由なのかな。
ううん、そうじゃないと思う。
「なんか、勘です。この人とならやれるかもっていう。」
わ、な、なんか私、大胆発言しちゃってる！？
思わず顔が赤くなってしまう。
涼「・・・・・ふ、ふーん。」
ぎこちなく答える先輩。
話を切り替えるように、別の話題になっていく。
涼「そういえばさ、昔サッカーチーム組んでた頃・・・」
先輩が語りだしたのが始まりだと思う。
どんどん、話が盛り上がっていって
時間なんてあっという間に過ぎて行った。
体育館倉庫から外が見える窓。
だんだん外が明るくなっていくのが分かる。
涼「やっぱ、お前と話すの楽しいわ。
面白いし。」
「私もです。」
話で、意気投合してしまった私達。
ますます、先輩のことが好きになっていく。
心の中で呟きながら、先輩との会話を弾ませた。
＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
