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過去
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真っ暗の中を僕は足掻いていた。
ふと、明るい光が差し込んできて…
目を開けば、
お母さんがいた。
お姉ちゃんがいた。
そして、りょうすけがいた。
侑「ここどこ?
僕、なにかあったの?」
侑母「ここは病院よ。
ゆうり、憶えてない?
神社の境内で遊んでたら落ちちゃってここに運ばれてきたのよ…?」
あ、だから声がくぐもってるんだ。
考えてみれば、テレビで前に見たような透明なものが僕の口を覆っていた。
頭にはグルグル巻きの包帯。
手足もずきずきするし…
僕は完全に納得してた。
勿論、全部ウソ。
僕の記憶がないのをいいことに、
お母さんは全部忘れさせようとしたんだね。。。
まぁ、多分りょうすけのお母さんと話し合って決めたんだろうけど…
当時の僕にはよかったことなのかもね…
けど、僕、まだりょうすけに謝れてないじゃん。
といより、こんな僕、やっぱりりょうすけの隣にいる資格ないよ。
そればかりか、散々りょうすけにはキツイこと言ってきて…
りょうすけにも記憶はないと思うけど、でも、こんな僕嫌いになって当然だよね。
こんどこそ、こんどこそキミのことを忘れる。
これが、最後のチャンス_________________________。
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よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» いつも褒めて(?)下さっててほんとにありがたいです!いつか、健人くんの小説もいつか書かせてもらいますね! (2017年8月26日 8時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナカジマさん☆ - はぁ、、。もう本当に文章うまいです泣 続き楽しみです!無理せずゆっくりよっしぃさんのペースで書いてくださいねっ*° (2017年8月25日 21時) (レス) id: 788bf7eafd (このIDを非表示/違反報告)
よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» いつも本当にありがとうございます!つい、入れたくなっちゃったものでして…笑 (2017年8月24日 5時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナカジマさん☆ - 29話よみましたっ!本当に最高です。。知念ちゃんの寝てる姿も可愛すぎて、、笑 これからも楽しみです! (2017年8月24日 0時) (レス) id: 788bf7eafd (このIDを非表示/違反報告)
よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» そちらの方でもコメントいただけたら嬉しいです! (2017年8月23日 14時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっしぃ | 作成日時:2017年8月11日 3時