幸せの七か条( ryosuke × yuri )

〇32 ページ32

ちねんside


.




小学校2年生。





遠足の山登りかな。





脚捻っちゃった僕のことをおんぶしてくれたんだっけ…







でも、カッコつけて慣れないことしたせいで、






りょうすけまで脚捻っただかなんだか…






.






うん、バカだよね。






.






でも、今となってはそんなところまで、







愛おしくて、ほほえましくなってしまう。







.







まるで、りょうすけっていう





病熱に侵されてしまったみたい…







.







小学校3年生。






このころかな、、






涼介の嫌いなところを並べ始めたのって、、







.







というか、僕、いつから涼介のことスキなんだろうね。







スキって気づいたのはついさっきだけど、







この気持ちはもっと古い、






んだと思う。








そう思う。






.






思い出そうとすれば、前にも感じたあの頭の痛み。









この際気絶したってなんだってよかろう。









この恋を、ただのもやもやとした失恋で終わらせたくない。







.









.









少しずつ記憶を取り戻しながら、僕は意識を手放した。






.


-----------------------


新作出しました！



こちらも赤星目指してます。



見ていただけたら嬉しいです。




現実逃避のなにがわるいっ！

↓↓


http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yoshizumih2/



.

〇33→←〇31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す