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ちねんside
.
真っ白で何もない部屋。
規則正しい息遣いで眠る涼介。
あのあと、涼介は病院に運ばれた。
たまたま近くを通りすがった優しいおばあさんが救急車を呼んでくれて。
僕は……なんにもできなかった、
してあげられなかった。
結局僕は、涼介にとってやっかいな存在でしかないことに変わりないんだ。
救急車を呼ぶなんていう当たり前のことも出来なくて
周りの人が急いで対応している横でただ泣きながら涼介を揺さぶっているだけだった。
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(少し前に戻ります。)
こないだの夏の勉強会(?)以来、
涼介には会っていなくて、
姿も見れていなくて、
不覚にも寂しくて、
それになんだか、
不満、というか、不足というか、
そんな感じの気持ちがモヤモヤとしていた。
幼馴染が自分をとうとう突き放した、
という現実はとっくのとうに受け止められてはいた、
はずなのに、。
それで、、
あ、次からひかれる話ね?
.
本能的に、というか、とにかく取りつかれたみたいに、
涼介を一目見たくて、蔭からでも拝みたくて、
.
自分の家の塀の後ろに隠れて、
幼馴染が家から出てくるのを待ってた。。。
そして、後ろからついて言ってたら、、
まぁ、現在に至るわけで…
お医者さん曰く、涼介は、
過度の精神的ストレスと、原因不明の頭痛で倒れたって…
特に異常はないから、目が覚めたら帰っていいみたい。
だから、、
目を覚ますまでは、キミのそばに居させて__________________。
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よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» いつも褒めて(?)下さっててほんとにありがたいです!いつか、健人くんの小説もいつか書かせてもらいますね! (2017年8月26日 8時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナカジマさん☆ - はぁ、、。もう本当に文章うまいです泣 続き楽しみです!無理せずゆっくりよっしぃさんのペースで書いてくださいねっ*° (2017年8月25日 21時) (レス) id: 788bf7eafd (このIDを非表示/違反報告)
よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» いつも本当にありがとうございます!つい、入れたくなっちゃったものでして…笑 (2017年8月24日 5時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナカジマさん☆ - 29話よみましたっ!本当に最高です。。知念ちゃんの寝てる姿も可愛すぎて、、笑 これからも楽しみです! (2017年8月24日 0時) (レス) id: 788bf7eafd (このIDを非表示/違反報告)
よっしぃ(プロフ) - ナカジマさん☆さん» そちらの方でもコメントいただけたら嬉しいです! (2017年8月23日 14時) (レス) id: 106f5e56f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっしぃ | 作成日時:2017年8月11日 3時