幸せの七か条( ryosuke × yuri )

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りょうすけside

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勉強開始から一時間ちょっと。



すぐ近くにあんな可愛いのがいるから集中なんて出来っこなくて…



まぁ、正直に言っちゃえば、最初っから勉強しようなんて気はサラサラなくて、



可愛いちねんちゃんと二人っきりになりたかったからなんだけどね((



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でも、どうしよう…



俺、理性がちょっとやばいかも…



気が付いたら、あんなことこんなこと、妄想しちゃってて…



山田涼介、夏の我慢大会の真っ只中のようです。




主張しすぎないアーモンド形の目に、その周りを縁取る長い睫毛。



アヒル口に見えなくもないけど、かわいらしくキュって感じであがった口角。



こうやって近くで見つめていると、キミの全てがさらに愛おしく思えてきて。



あぁー、俺、もうこのまんま一生ちねんへの愛を語ってられるよ。((



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侑「ねぇ」


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侑「ねぇ、」




涼「うっ！？って、ちねん、なに？」




侑「こっちのセリフ。


さっきからずっとぼうっとしてて。


かと思ったら急にニヤニヤしだすし。


気持ち悪い。」




涼「ごめん、ごめんー！

って、俺それ、地味に傷つくんですけどー」



侑「勝手に傷ついとけ、バカ」







毒づくちねんまでにもトキめいてしまう俺って、重症ですか？



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でも、余命宣告されたって、なにされたって、




堕ちてしまった沼から抜け出すことなんて、到底できなさそうです。

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