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隠し玉を放出。
というわけで、今日も前からあと一押しって感じの取引先にご挨拶。
今まではうーんどうしよっかなーって感じだったのに、
こんにちは！お忙しいところすみません！って言いながら商品の案内をしてたら、
いつもはお茶出してもそのままいなくなる販売促進部のお姉さんがうちの商品に興味を持った。
これブログでさっき見た。
あのファッションリーダーのあの子がさっきブログで案内してたブランドですよね？
さっき。
さっき？
え、僕知らないです、詳しく教えてくださいって感じで言ったら隣に座って来た。
それなら、ってことでセレクトショップの一角じゃなくて、うちでショップだしたらいいんじゃないの？ね、マネージャー！って大がかりな話になってくる。
何？って興味を持った営業企画のＭＧが近づいてくる。
まず、挨拶。名刺交換。
えっと、アポとったセレクトショップの店長さんすみません。
ショップ？それうちの売り上げになるんならいいけど、とかって感じで話が進んでいく。勝手に。
ショップ導入？改装にかかる費用は云々。いや、ちょっと待って。偉い人連れてこなきゃ。
まじか。
ありがとうございます！って笑顔で挨拶したら、相手もものすごく満足した顔になった。
なんということだ。
……待てよ。
改装ってことは。改装は秋だから。
俺の、リストラは、多分、免れる。
慌てて会社に電話して、部長が本部長とか色んな人に電話して、次のアポの話をして慌てて、報告のために帰社。
どうした、櫻井。
なんだ、その髪型。
似合ってるじゃないか。
取締役がご機嫌。
次長が睨んでるのに気付いて、思わずドヤ顔で鼻で笑ってやった。
「ところで櫻井は、役職はなんだった？」
「はい、主任を勤めさせていただいております」
「じゃあ、来年は、課長だな」
え？係長は？え？
えっと。
つまり？え？今年係長になるってこと？決定した？え？
部長も、にこにこ。
まじか。
なんだか急に忙しくなって、バタバタしてたら、勤務時間が、終わった。
もちろん、次長も忙しい。当たり前だ。
次長を監視してたら、Aさんからメッセージが届く。
『お疲れ様。なんか皆大騒ぎだよ？
櫻井が突然目覚めたって！
女の子も吉報聞いて大騒ぎだよ』
取り合えず、返事。
『ありがとうございます。
でも今日家まで送れないよ』
『結果的に？ストーカー
見張ってくれてありがとう
今のうちに、帰るね。
お疲れ様』
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みらしゅ(･(ｪ)･m)(プロフ) - 凄くいい作品です！時々読み返したくなるので、消さないでほしいのが願望です。ファンタジーで、今までの小説で一番好きです！シンデレラが好きになりました！ (2016年7月31日 2時) (
レス) id: f41e8b74ae (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 家族ゲーム (2014年5月17日 14時) (レス) id: 97cf9039f6 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - こんばんは。はあぁ、幸せなお話でした(*^^*)目覚めた翔くんにドキドキして、残念な翔くんが愛しくて。ビビディバビディブー☆☆素敵な魔法ですね！これから彼女side読んできます(^^) (2014年5月15日 23時) (レス) id: f18cef468b (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 面白かったです！才能が…分けて欲しいくらいです！これからも楽しみにしてます！！ (2014年5月12日 19時) (レス) id: a914512a26 (このIDを非表示/違反報告)
よしの(プロフ) - kobajさん» マジですか。ありがとうございます。嬉しい。テンポがいいっていわれるのがほんと嬉しいです。こっちは完全にコメディ風で、彼女sideはちょっと後半切ない感じになりそうです。またよろしくお願いします！ (2014年5月9日 20時) (レス) id: 64468d89e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしの
| 作者ホームページ：
作成日時：2014年4月15日 11時
