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「性格真逆……」
キラキラの加工されたブランド服飾雑貨とかデザートの投稿を見て全ての趣味がまるで私と合わないと知る。
私と真逆の女選ぶとか、頭大丈夫なのかしらアイツ。
性懲りもなくいーちゃんのインスタを眺めていたら、正月に実家に帰ったとかいう投稿を見つける。
「……広島……だと？」
最近圭太の中で流行ってた広島弁これか！
『それなんなん？』とか『それ前も言うたやろがぁ』とか『そっちは水じゃあ』とか。
岡山出身のお笑い芸人さんのまねかな？とか思ってたけど、女の影響だったとは。
あほらし。もう見るのやめよ。
何故かぐっすり眠って、翌朝。
出勤したら櫻井くんが私の顔を見て、ふ、と笑った。
「おはよう、今日は大丈夫そう」
「おはよ、昨日ありがとう」
「どういたしまして」
櫻井くんが微笑んでデスクに座る。
座るなり上司に声かけられてる。
「え？なに？Aさん調子悪かったんですか？全然気づかなかった！」
隣の席の後輩のアイちゃんがそう言った。
「櫻井くんとは付き合い長いから隠しててもバレるよね」
「でもでも、体調までわかるって愛ですよ」
「……ああなるほど。確かに彼氏には体調の悪さを気付かれなかった」
「えっ？えっ？」
サクラ商事さんのプログラムの確認をしていたら、櫻井くんが、Aちょっと、って言って私を呼んだ。
「はい」
「サクラ商事さんの件正式に俺らが引き継ぐことになったから。打ち合わせしよ」
「私はいいけど、櫻井くん抱えてる案件多すぎない？」
「うん。今課長にAと二人でちゃっちゃとやってくれって言われた」
「私の今やってる仕事はどうすんの……」
「お前の今の仕事は、もうほぼできてて後は誰でもできるだろ、誰かに振ってって」
「……」
「ごめん、助けて。俺名指しで新規7件持ってて流石に捌ききれない」
「それにサクラ商事さん追加はキツイね、10分後会議室でもいい？」
「よろしく」
慌ててアイちゃんに引き継ぐことにした。
アイちゃんは、クライアントの要望を聞き取れる感性もあるし今流行りの流れの取り込み方もいいから枠組みさえ作ればできるだろう。
「私の仕事、ここから代わってもらっていいかな、後輩とか手の空いてる人使って。あとよろしくね」
「はい！」
嬉しそう。やる気あるみたい。いい感じ。
櫻井くんの分と自分の分のコーヒーふたつ持って、すぐ横にある硝子張りの会議室に入ったら、櫻井くんが鼻をすん、と鳴らして微笑んだ。
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yuuuuuuuuri1226(プロフ) - 8ページの深呼吸のところが新呼吸になってます！ (2021年3月7日 0時) (
レス) id: a7c2ae121f (このIDを非表示/違反報告)
コズ(プロフ) - 更新に全く気が付かず出遅れるとは！越えたかー！越えてしまったのかー！ここから友情に…むっ難しい…どうなるんだろうか…ドキドキ (2021年2月1日 23時) (レス) id: b75159ca86 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - キュンが止まらなくて困りますよこんなの！次も楽しみにしてます！！！！ (2021年1月31日 16時) (レス) id: 1b6c03fa67 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - もうドキドキが止まらない！サイコーです。よしのさんありがとう！ (2021年1月31日 16時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
shi(プロフ) - よしのさんありがとうございます！！翔さんありがとう！！切ない気持ちがまたいいですね！移行通知くるの待ってますね(^^) (2021年1月31日 12時) (レス) id: 4f699932a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしの
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年1月25日 0時
