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第85話 ページ38

マホトさんの部屋に着くと
マホトさんは、真剣な顔して動画を撮っている最中だった
邪魔したかと思って部屋を出ようとすると、マホトさんに呼び止められたので静かに扉を閉めた

「後でまた撮るしいいよ」
『そうなんだ、ごめんね』
「そんでさ、ここだと邪魔者誰も居ないし、話そうぜ」

ほれ、っとマホトさんは自分の座っている隣をポンポンしたので、わたしは其処にマホトさんの隣に座った
何処から、何から話そうか迷っているとマホトさんが話し出してくれた

「Aって、本当鈍感だよな」
『そうかなー…』
「鈍感過ぎ、ゆうこんの時もそうだし、てつやもとしみつも、お前のこと好きだし」
『私は、幸せ者なのかな。YouTube見てマホトさんやてつやさん達のリスナーさんが私の立場だったら、死んでもいいってなってたかも』
「え、なに、そんなこと考えてたの?」

はぁ、と溜め息をつくマホトさんは頭を掻きながらまた私を見た

「YouTube知ろうが、知らなかろうがAはAだ、寧ろ久しぶりだったんだよ、ワタナベマホトを知らない人間に会って、仲間家連れてきたの!
俺はお前が凄いよ、自分の趣味しながら仕事するお前を、俺は尊敬してる」

マホトさんの顔、赤いや
こんな事きっと、あまり言わない人なんだろうな

『私、東京来てよかった!』
「なんだ、突然…」
『両親いなくなって、気晴らしに東京来たらこんな有名人と会っちゃったんだもん。あのまま閉じ籠ってたら、生きてないかもしれなかった』

あーなんか泣きそう
あのまま1人だったら私は…って考えたら涙が出そうだった、マホトさんの前では泣かないって決めたのに…そう考えているとマホトさんが目の前に来て真っ直ぐ私を見て、突然
「そん時はそん時で、俺がお前を助けに行く」

『……マホト、さん?』
「お前の事死なせたりなんか、絶対しない。
今だってこれからだって、Aの事1人になんかしない、Aが困ってたら俺が助ける」
『わ、私はそんな弱い人間じゃない!私だってマホトさんが困ってたら助けたい…これからも、ずっと…』
「あのさ、また1からやり直そう…」

マホトさんのやり直そう、そうそれはきっと
いや絶対、お付き合いするという意味だった
マホトさんの目を見たらわかるんだ


「また俺と付き合って欲しい。」


私は静かに頷くと同時に頬に添えられたマホトさんの温かい手
そして、マホトさんと3回目のキス


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おるきマン(プロフ) - やすすさん» ありがとうございます!!本当更新出来てなくてすいません…!ゆっくり更新致しますのでこれからもよろしくお願いします! (2016年6月12日 1時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
やすす(プロフ) - すっごい面白いです!!更新楽しみにしてます(>_>) (2016年6月12日 1時) (レス) id: 894fe41281 (このIDを非表示/違反報告)
おるきマン(プロフ) - アヤト&大和&マイカさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って参ります、よろしくお願いします! (2016年5月12日 8時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
アヤト&大和&マイカ(プロフ) - わーっしょい!マホちゃんw (2016年5月12日 7時) (レス) id: b2ac6fbfaa (このIDを非表示/違反報告)
Uta :-)(プロフ) - おるきマンさん» いえいえ♪ 更新楽しみにしてます!! (2016年5月4日 9時) (レス) id: e1c4bf5915 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おるき | 作成日時:2016年4月24日 22時

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