第66話 ページ18
「ねえ、彩乃さん。今日Aは?仕事だろ?」
「え、あ、あー、仕事のはずだけどぉ…サボりじゃないかなぁ?」
俺とimigaでAと打ち合わせの為にモデル会社の事務所に来ている、お昼なのにAはいない。
そこには数人のモデルさんと、彩乃
「マホト、俺Aに電話掛けてくるわ」
「おー頼む。で、話逸らそうとしてるのバレバレなんだけど、なんかしたのお前。ちょっと来て」
俺は彩乃を連れて隣の部屋を貸してもらった
ここ最近で彩乃の行動が可笑しい事に気付いた
その事も聞き出そうと思ったからだ。
「お前またなんか言ったんだろ、あいつに」
「な、なんのこと?」
「惚けんなよ、お前いつからカイワレのマネージャーになった?俺もイミガも何も言ってないしスケジュール勝手に動かされて困ってたんだけど」
「だ、だって、Aさんがやらないから私がしてあげたんでしょー?優しい、わたし」.
「ふざけんな、あのスケジュールは俺とイミガ、Aで決めたやつだった、それを急に変えられたんだぞ?ライブもあるって事も知らなかった日もあって焦ったし」
「それは…」
「つかさ、俺はお前となんか付き合ってないから」
「え!?マホト君が好きって言ってくれたじゃない!」
「お前が勝手に付きまとってただけだろ?本当さいい加減にして、Aの何が気に食わなかったんだ?あいつはお前よりも人一倍頑張ってる、モデルだけじゃねえんだよ仕事」
モデルだけじゃない。あいつの本来の職業は学生であってライブ運営の手伝いが本業。
それプラスバンドにモデルといった仕事を掛け持ちしている訳で21歳という若さだけど人間には限界がある、それをあいつはとっくに超している
「もうAにも俺にも関わらないでくれ、ステージはちゃんとやるし、お前もAの頑張ってるところ見てみたら?んで嫌いだったらそれでいい、見直したならちゃんと謝れ、それが一番いいと思うから」
「ご、ごめんなさい…」
とりあえず話はわかってくれた、しかしimigaが全然帰って来ない
そんなに手こずっているのか?
「マホト!」
「遅いぞイミガ、どうした」
「どうしたもこうしたも、Aに連絡全く取れなくてゆうこんにも連絡したけど、朝早くからいないって…」
「は?相馬さんは?」
「今掛けてて、まだ出ない。ゆうこん今から近くまで来るって」
これはまずいことになった
俺はゆうこんが近くまで来ると聞いて事務所の外で待つことにした。
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おるきマン(プロフ) - やすすさん» ありがとうございます!!本当更新出来てなくてすいません…!ゆっくり更新致しますのでこれからもよろしくお願いします! (2016年6月12日 1時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
やすす(プロフ) - すっごい面白いです!!更新楽しみにしてます(>_>) (2016年6月12日 1時) (レス) id: 894fe41281 (このIDを非表示/違反報告)
おるきマン(プロフ) - アヤト&大和&マイカさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って参ります、よろしくお願いします! (2016年5月12日 8時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
アヤト&大和&マイカ(プロフ) - わーっしょい!マホちゃんw (2016年5月12日 7時) (レス) id: b2ac6fbfaa (このIDを非表示/違反報告)
Uta :-)(プロフ) - おるきマンさん» いえいえ♪ 更新楽しみにしてます!! (2016年5月4日 9時) (レス) id: e1c4bf5915 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おるき | 作成日時:2016年4月24日 22時