第31話 ページ33
あのストーカー野郎、カメラ見て笑いやがった
どこまでタチ悪いんだよ
俺はAのスタジオの時間になった為
待ち合わせの場所に向かっている
もちろんマスクしてるから大丈夫←
「あ、いたいた、おーい」
『マホトさん、わざわざごめんね』
「謝るのは俺の方、朝寝ててごめん。スタジオどこ？この辺？」
『うん、この辺。行こうか』
本気でギターやる人って、こんな荷物凄いんだな
この黒いアタッシュケースみたいなの、何だろう
一見軽そうに見えるけど…
つか、また顔に傷あるし、ライブまで身体持つのか？こいつ…
「あれ、ここ？」
『え、そうだけど？なんで？』
「ここ、俺も使ってるスタジオだわ」
『え！？そうなの？私もずっとここだよ？』
てことは、多分何度か同じになってる
休憩室で、喫煙所であってる…絶対
Aは受付を終えると、個室に入っていった
俺もその後をついて行くと、個人の練習だからか
ちょっと狭い室内だった
「聞きたかったんだけどさ、その黒いアタッシュケースみたいなの何？」
『え？これは、エフェクターってのが入ってるんだよ？』
「えふぇくたー？」
『ギターに繋いで、エフェクターのボタンを押すだけで音が変わる、それで曲に合わせて演奏するの、それがエフェクター』
「なんか、すごいな。俺全くわかんねえわ！」
『今度の週末にあるライブ、前の方来て見ればわかるよ？』
「言ったな？遠慮なく行くからな？」
『…やっぱり恥ずかしいから真ん中あたりにいて…』
何を今更恥ずかしがってるのか
そしてAは練習を始めていた、あの細い指で弦を器用に押さえ、必死に弾く姿
そんな姿にまた俺は魅了されていった
『練習付き合ってもらってごめんね』
「んー？いいっていいって！あ、それでさ急なんだけど、カイワレハンマー新曲出すんだけど、それでそのギターをお前にしてもらいたい」
『え？ちょ、そんな簡単に…！』
「さっきimigaと話してた、いいよなって。
だから今度あるレコーディング付いてきてほしい、まず曲を聴いてほしい、頼む！」
『マホトさん…』
こいつと一緒にステージに立って
バンドマン特有の絡みってやつをやりたかった
その後Aから「私やってみる、やってみたい」って返事が聞けて、子供みたいにはしゃいだ
まず、カイワレハンマーの前に
Aのバンドのライブがある、まずストーカー野郎を
ぶっ倒す事が先決
そんな事をずっと考えていると、ライブ前日にまでなっていた。
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おるきマン(プロフ) - りんなさん» すいません…！お仕事無い時間に余裕が出来ましたら順番に編集していこうと思っておりますので、それまでお待ちくださいませ、本当にすいません。 (2016年4月18日 23時) (
レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
りんな - 名前を設定しても名前が変わらないのですか (2016年4月18日 22時) (レス) id: 71c4e920c8 (このIDを非表示/違反報告)
おるきマン(プロフ) - おーやんさん» 説明欄にも書かせて頂いてますが、ますが、名前固定でやらせて頂いております。作者時間の余裕ありましたら変更させて頂きます、ご了承ください。 (2016年4月16日 20時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
おーやん - 名前変更じゃないんですけど。。。 (2016年4月16日 20時) (レス) id: 8e351328ad (このIDを非表示/違反報告)
累音リリ@Feat.K!RARA#(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい。違反報告されてしまいますよ？ (2016年4月2日 11時) (レス) id: 2c9f73144a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるき | 作成日時：2016年3月31日 1時
