第22話 ページ23
俺が楽屋に着いた時、凛はメンバーと話していた
ファンレターやら差し入れを見て盛り上がっていた
「あれ、葵。あの人呼んだ人？」
「あ、もしかして彼氏さん？」
そして、Aは俺に気付き近寄ってきた
すっごい疲れてるな、こいつ
『マホトさん来てくれてたんだ、見つけた時本当びっくした』
「ゆうこんが、チケット持ってたからな。お疲れ」
と、俺はAの頭を撫でる
汗でちょっと湿ってる髪の毛、凛はありがとう、と微笑んでくれた
「で、何で呼んだの？一緒に帰りたかった？」
『あ、えっと、それは…」
「葵、ストーカーにあってるんすよ」
「は？ストーカー？」
Aの口からそんな事聞いた事ない俺は本当に驚いた
あんなに楽しそうにギターを弾くAの裏には
ストーカーという苦痛があった
「家も特定されてるらしくて、昔はホテル行ったりしてたんすよね、葵」
「俺らんところもちょくちょく来てたし」
「家に帰るとあるすんよね、葵宛ての手紙、名無しで」
「なんだよ、それ…」
本物のストーカーなんだと気付いた
家を特定されてまでいる、多分手紙の内容は
生活風景のAの写真だろうな
全然知らなかった…
『だから、そろそろ引っ越すってメンバーに話してた、でもそれ時間の問題なんだって』
「それ、仲間家に話せない？まず俺だけでもいいから」
『ありがとう、マホトさん…』
「あと今日も俺らん家来なよ、荷物一緒に取りにいってやるからさ」
『迷惑かけます、ありがとう』
次の打ち合わせはまた後日になったらしい
俺はAと一緒に、Aの家に向かった
「オートロック、着いてないのここ」
『学校近ければいいって思ってたから。私荷物持ってくる、多分家のポスト手紙入ってると思うよ』
と言って凛は家の中に入っていった
俺もとりあえず玄関に入って玄関ポストを漁る
すると、Aが家に泊まってた期間と今日の分であろう、3通の封筒が入っていた
入ってると思うよって、いつからなんだこれ
絶対許さねえ
「A、できた？」
『待って、荷物多い…』
「手伝う、何したらいい？ギター持とうか」
『ありがとう、重いけどごめんね』
まだ遠慮してんのか、こいつは…
ギターも2本あって、多分俺に軽い方持たせたっての
バレバレだからな
後は大きなリュックと、ギター2本と、エフェクターと呼ばれる荷物を持って家を出た
あの封筒3通を持って
こいつ、絶対強がってるってすぐわかった
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おるきマン(プロフ) - りんなさん» すいません…！お仕事無い時間に余裕が出来ましたら順番に編集していこうと思っておりますので、それまでお待ちくださいませ、本当にすいません。 (2016年4月18日 23時) (
レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
りんな - 名前を設定しても名前が変わらないのですか (2016年4月18日 22時) (レス) id: 71c4e920c8 (このIDを非表示/違反報告)
おるきマン(プロフ) - おーやんさん» 説明欄にも書かせて頂いてますが、ますが、名前固定でやらせて頂いております。作者時間の余裕ありましたら変更させて頂きます、ご了承ください。 (2016年4月16日 20時) (レス) id: fc2ed5eea4 (このIDを非表示/違反報告)
おーやん - 名前変更じゃないんですけど。。。 (2016年4月16日 20時) (レス) id: 8e351328ad (このIDを非表示/違反報告)
累音リリ@Feat.K!RARA#(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい。違反報告されてしまいますよ？ (2016年4月2日 11時) (レス) id: 2c9f73144a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるき | 作成日時：2016年3月31日 1時
