…49 Thank you！ ページ49
桜side
＿＿＿＿＿
〇〇年後
＿＿＿＿＿
「たか〜！これから飲みに行かない？」
濱田「ええよ！どこにしよっか。」
「いつもんとこがええやろ。」
濱田「じゃあ、そうしよっか！」
久々に私達のoffが被る日。
一日中、ゴロゴロするつもりだったけど、やっぱり飲みたくなって、居酒屋さんに予約の電話をかけた。
その晩、私が大学生の頃から通っていた馴染みの居酒屋さんへ向かった。
濱田・桜「「乾杯〜！！」」
個室ではなくカウンター席で飲むビールは、やっぱり美味しくて。
おつまみで頼んだ、枝豆やらツナマヨが進む。
ほんと他愛のない話をして、世間話をして、何がきっかけだったのか、たかは話し出す。
濱田「ホンマにここ10年ぐらいで、いろんなことあったな。」
「ホントそれよね〜。」
濱田「ありがとな、桜。」
「何よ、改まって。」
濱田「何って、伝えたかっただけやんか。」
「たかだけずるい。」
濱田「え？」
「ありがとう、たか。」
濱田「おん！」
そこから、思い出話に花を咲かせる。
あともう少しで、ウエストも20周年になる。
そしたら、もっと豪勢なお祝いをしなきゃな。
っておもってる。
ここまで続けてくれたのは、
濱田崇裕を支えてくれたのは、
他でもないあの6人のお陰。
シゲ…
重岡大毅
淳太くん…
中間淳太
あっくん…
桐山照史
流星くん…
藤井流星
神ちゃん…
神山智洋
のんちゃん…
小瀧望
あの6人と、濱田崇裕やから、
ウエストは駆け抜けて来れたんやと思う。
そこに何十万人のジャス民が支えてたから。
みんなでてっぺん目指して駆けてきた日々は、とても楽しかった。
もちろん、彼らを応援するのは今からでも遅くなくて、応援したい！と思ってくれたら皆で一緒に駆け抜けていきたい。
今までも、これからも、それは同じ。
私は、私に出来ることをするだけ。
私は、たかの幼なじみとして、ジャス民として、そして妻として、たかを支えていくだけ。
それは、今までも、これからも、同じ。
少しずつ確実に花を咲かせていく彼らに、応援という名の乾杯を。
「たか。」
濱田「うん？」
「好きだよ。」
濱田「俺も好きやで。桜。」
「これからも、末永く宜しくね？」
濱田「勿論やんか。こちらこそ宜しくお願いします。」
「もいっかい、乾杯しよ？」
濱田「ええよ。」
濱田・桜「「乾杯！！」」
カンっと音が響く。
私は、飲みかけのビールを思いっきり喉に流し込んだ。
fin.
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作者名：彩楓 | 作成日時：2021年11月30日 23時
