…40 Sleeping ページ40
桜side
おはようございます〜!
今日はですね、崇裕にドッキリしたいと思います!
前回私に仕掛けたみたいなんですけど、失敗に終わったって雑誌のインタビューで発覚したので。(笑)
さーて、今日の同じく仕掛け人は〜?
神山「どうも!神山智洋です!」
「神ちゃんで〜す!」
神山「いぇーい!」
「いぇーい!」
中間「静かにせんかいっ!」べシッ
桜・神山「「いたぁぁい!!」」
中間「濱ちゃんが寝てる俺らの楽屋、もうすぐなんやから。」
そうです。
今日は、パパジャニの番協に来たついでに楽屋へ遊びに来ています(笑)
シゲ、のんちゃん、照史、流星くんは飲み物買いに行ってて、楽屋には昼寝中の崇裕のみです。
なので、我らドッキリ隊が中間オカンを引き連れて、崇裕に仕掛けることになりました。
神山「楽屋のドア、オープン!」
中間「芸能人の自宅紹介か!」
おふたりも、充分うるさいです。
淳太くん、注意してたけど人の事言えてないよ。
普段から騒がしい楽屋で寝てる事もあるからか、2人がワイワイしてても起きませんね。
微動にしません、崇裕。
楽屋で寝てる崇裕は新鮮かも。
いつも一緒に寝てるけど。
「たかひろ〜。」
(。´・・)σ゛ツンツン としてみても、
( ˘꒳˘ )オヤスヤァ…と寝ております。
ココ最近の疲れが溜まってるのかな。
「…あんまり起こしたくない。」
神山「やろうって言うたの桜ちゃんやんか!」
中間「まぁ…ドラマやら舞台やら続いたら疲れるよな。」
「やめる?」
神山「やーだー!」
中間「神ちゃん!」
神山「桜ちゃんが言うから、ノッたのに〜!」
中間「濱ちゃんの奥さんだからこそ、やりたくないんじゃないの?」
どうしよう。
この寝顔、起こしたくない。
でも、前回の復讐だ!!!
失敗したらしいけど!!
「じゃあ神ちゃん、見てて。」
神山「うん。」
中間「桜ちゃん、、まさか。」
スクッと立ち上がり、崇裕に歩み寄る。
なんだか、アニメで見たことある。
ゆっくりと寝顔に近づき、私は目を閉じて、崇裕の唇に触れる。
リップ音を残して、離れる。
濱田「ん…。え?」
「おはよう、崇裕。」
濱田「お、おはよう?あれ?楽屋じゃなかったっけ?」
「楽屋だよ。」
ポカーンとする崇裕と微笑みを浮かべる私だった。
神山「これ、ドッキリなの?見せつけやなくて?」
中間「見せつけやな。」
ドアから顔を覗かせた飲み物隊は、終始ニヤニヤしていた。
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作者名:彩楓 | 作成日時:2021年11月30日 23時