ありがとうとさようなら (ページ35)

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#33 （Part2）ページ35

【シルク、もうちょっと書かせて。

泣き疲れちゃったら寝落ちしてもいいから。

シルクのことだから涙腺崩壊してるんじゃない？(笑)

私、シルクのことが大好き。

これからね、守護霊としてシルクたちの世界にもどってくることにするよ。

私は今までのFischer'sを見てきて、これから先の未来のFischer'sも見てみたいと思うんだ。

シルクなら分かるよね？霊感持ちだからねw

ひとりでいるときに話しかけてみて？

うちが反応してあげる。

怖かったら怖いって言ってww

それまで沢山の悪戯仕掛けてあげるw

心霊動画にうちが映りこんでたらごめんね。

まぁ、映りこまないようにするよww

あ、話それたww

シルク、少しは笑えた？？

シルクは笑った方が似合うぞ。

シルクの笑顔、寝顔、大好き。

近くで見れて良かった。

ショートスリーパー？だっけ？

二時間だけ寝るなんて不健康だぞ。

最低は六時間寝なさい。←

ぶっ倒れないでね。

あと、料理、上手くなりなさい←

マサイにでも教えてもらいなさい。

今言っても無駄かwww

焦がしちゃダメだよwww

まぁ、そういうところがシルクらしいけど。

これからもシルクのこと、応援しようかな。

応援してもいいかな？

シルクが「嫌」って言っても応援するから。

とりあえず、幽霊らしく。

宇宙(そら)から見守ってます。

シルク、また会おうね。ばいばい。】

６枚全部読み終えた時には、深夜の１時を針が指していた。

俺はそっと真っ白な便箋を机に置いた。

最後に俺の愚痴ばっか言いやがって...。

俺はガラッと窓を開けた。

空に向かって小言を呟く。

「最低６時間寝ますよ～！料理もマサイに習ってみますよ～っだ！！人のこと言えないクセに！いいよ、守護霊として俺らを引き続き守ってくれよ。俺らの見えないところで引き続き努力してよ。俺らも薫とFischer'sの未来を見たいから。俺らも精一杯青春の続きを紡いでいくよ。近くで応援しててよ。嫌っていうわけないじゃん。そんなに『嫌』っていう程、悪いやつじゃねぇよ。バーカ。」

？「おーーい、シルク～！」

「ん？」

俺は声がする方を見上げた。

「あ、マサイ。」

マサイ「小言、全部聞こえてるぞww」

「はっず！！！(〃ω〃)」

マサイ「アハハハ....照れてやんのww」

「うるせー！」

マサイ「こんなとこじゃあれだから、そっち行ってもいいか？」

「どーぞ～じゃ、酒でも出しておく。」

マサイ「Thank You！」

俺は部屋へ入った。