大切な兄弟 (ページ18)

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＊橙side ページ18

…ん、寝たから朝よりだるさがなくなった気がする。

確か、れんたちとショッピングモールに行って…。そのあと…えっと…ん、ここどこや

目が覚めたら、見たこともない天井がみえた

えっ、ここどこ… れんは？ラウ？

　「～～～～～」

扉の向こうから話し声が聞こえる…

黒「～～～～～～」

れんの声や!

トコトコ、ガチャ
黒「康二!」

あっ、れんや!

　「れん、グスッ」

黒「康二、おはよ」
　「体調大丈夫？」

白「康二兄～!!!!」ギュウ～

　「蓮、ラウ!おはよう？、体調は大丈夫やよ」
　「ラウ!ぎゅう～」

黒「康二、熱だけ測らせて。辰哉さんかしてもらってもいいですか？」

紫「いいよ～」

　「れん、おれ熱ないよ…、えっ!!!辰哉さん?!?!」

黒「熱がないならはかって｝
　「説明はそれから」

紫「はい康二」

　「あ、ありがとうございます？」

ピピピピッ

あっ、普通に熱あったわ…

でもどうしよ、これ以上迷惑かけるわけにもいかんし…

どないしよ…

黒「康二？」

　「っ、なんもあらへん。熱もなかったよ」

黒「みせて」ひょい

　「あっ」

黒「しっかり、熱あんじゃん」

　「いや…、ほんまに大丈夫やから…」

黒「大丈夫じゃないでしょ」

白「康二兄、俺らは大丈夫だからゆっくりやすんで」

　「いや、…でも…」

紫「康二」

　「辰哉さん…」

紫「ゆっくりやすみな。蓮君とラウール君の事はしっかり面倒みるから」

　「でも…」

黒「康二、大丈夫だから。いまは、だるいとかある？」

　「いや大丈夫」

黒「大丈夫なのは分かったから。だるい?だるくない？」

　「ちょっとだるい。でも、朝よりは大丈夫」

黒「そっか…。康二、ちょっと今からお話したいことがあるんだけどいい？」

　「ええよ」

黒「辰哉さんがね、俺たちと家族にならないかって…」

　「えっ…」

俺また、2人に迷惑かけたんかな…
でも、ラウはまだ小学生やしおtpなのひとがいた方がいいやろうな
それに、深澤さんと一緒にいたらラウも蓮もさみしくないんやろうし、今までよりバイト入れるかも知らん

そしたら、借金もかえせるかも知らん…

ん～

黒「康二、康二はどうしたい？」

　「おれは、おれは、ラウや蓮がしたいようにしてほしい」

黒「康二の意見もききたいな」

　「おれはもともと目黒家の人間やない」
　「やっぱり、大事なことは蓮とラウに決めてほしい」