酒豪嘗めてた/rbr ページ22
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「なんでやあ……。まさか断られるとは思わへんやろ……」
「よしよし」
お酒を片手に泣いている、友人であるラッキー・ロボロ。つい最近のテロで爆弾処理を一任され見事任務は成功。
任務遂行後、彼は付き合っていた恋人にプロポーズをしたようだがあえなく撃沈。
そして今に至る。
「俺の何があかんかったんや。チビやから？」
「大丈夫。ロボロがチビでも結婚してくれる子はいるよ」
「喧嘩売っとんのか」
「ごめん」
今の彼には冗談一つ通じない。しばらくイエスマンを演じておくのが良いか。
「Aもあり得んと思うよなあ」
「そうだね」
「Aやったら振るか？」
「遊びだったら振るんじゃない？」
「俺とは遊びやったんか！」
「ごめん」
そういう意味で言った訳じゃないんだ。しかし酒の入った彼は全てを真に受ける。
いや、今のは私に非があった。ごめん。
「なんや、Aもおれがきらいなんか……」
「まさか。むしろ好きだよ」
「それはどっちの意味や」
「勿論、恋愛として」
「え」
今まで机に突っ伏していたロボロが、がばりと起き上がる。
「うわ、びっくりした」
「ほんまか！？ ほんまにおれのこと好きなんか！」
「ほんまほんま」
あやすように言ってしまったが、彼は気にしてないようだった。
「遊びやないやろうな」
「違うよ」
先の会話を根に持っているようだ。
「とりあえず、今日はもう飲むのやめなよ」
「おん……」
まだ混乱しているのか、落ち着いたようだから話が通じるうちにお酒を止める。
いくら酒豪だからと、やけ酒して潰れられるのは困るのだ。
良いさ。どうせいくら酒に強いロボロでも、あのくらい飲んだのなら私の告白なんて忘れてる。
ロボロの恋人も見る目が無いなあ。私だったら、捨て置かないのに。
そんな言葉は、決して彼の前では言わない。傷心中の彼の心を奪ったって意味がない。
会計を済ませ店を出て、酔っ払いにしてはしっかりとした足取りのロボロの背中を眺めながら、今後のことを考える。
翌日、朝に昨日のことは本気かと電話をしてくるロボロに起こされることは想像もしていなかった。
ーーーーー
ラッキー・ロボロってやっぱり、ロボロが苗字なんですかね。私、気になります。
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スイ(プロフ) - 脳内お花畑さん» スイさんは神ですよ←お花畑さんですね！りょーかいしました！ (2019年7月6日 3時) (
レス) id: fc5840509f (このIDを非表示/違反報告)
脳内お花畑(プロフ) - スイさん» スイさん！！いつもいつもありがとうございます！もしかしてスイさんは神ですか？それとお花畑で良いですよ！ (2019年7月6日 2時) (レス) id: 999cc5b25a (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 脳内お花畑さんの作品他の見よーおもたらすでにお気に入り作品にしてて草← (2019年7月6日 2時) (レス) id: fc5840509f (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - かこつです！リクエスト答えていただきありがとうございます (2019年7月2日 15時) (レス) id: 33b10db5e5 (このIDを非表示/違反報告)
脳内お花畑(プロフ) - ベリーさん» なるほど！察しが悪くてすみません…！私も昔見てましたよ、かわいいですよね〜。多分主はNo.6ちゃんのようなことはしないと思いますけど…。萌え禿げたのならエミさんのお話を見ましょう！そうしましょう！ (2019年6月30日 0時) (レス) id: 999cc5b25a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：脳内お花畑
| 作成日時：2019年5月31日 19時
