白髪少女と赤髪少年の恋愛物語 【赤羽 業】3

調べる時間 ページ9

A side

帰り道…
やっぱり気になる…
殺せんせーの事は多分知れないけどイトナくんとシロさんのことなら何とか情報を得られるかな…


『……カルマ！』

赤「ん？」

『今日予定ない？』

赤「ないけど、どうしたの？」

『今日うちに泊まってくれる？』


カルマは予想外の要望で少し固まっている


赤「別にいいけど、急にどうしたの？」

『いやー…今日色々と調べようと思って…１人じゃ寂しいと思いまして…』


うっ…ヤバイ、めっちゃニヤニヤしてる…


赤「良いよー、」

『あれ、案外簡単にokしてくれるんだね』

赤「いや、滅多にないでしょ…Aから誘うの」

『そうかな？』


確かに言われてみれば


赤「じゃあ、服取ってくるからー」









私は一足先に家にちゃちゃっと散らばった書類を片付けた
それと同時にチャイムの音が家に響いた


『もう来たんだ』





赤「お邪魔しまーす」

『どうぞどうぞー』



私はカルマにお茶とお菓子を出した


赤「で？何を調べたいわけ？」

『イトナくんとシロさんの事について何だけど…やっぱり極秘だからあまり期待できないけど少しは情報をゲットできるかなって思って』

赤「ふーん、やっぱ気になるんだ」

『まぁ…つかみどころのない人達だったし』

赤「…分かった。手伝うよ」

『ありがとう！！』

赤「じゃあ、何すれば良い？」

『そこに書類があるんだけど何か関係ありそうなやつを探してくれる？私はコンピュータを使って色々と調べてるから』

赤「オッケー」

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