白髪少女と赤髪少年の恋愛物語 【赤羽 業】3

謎の症状の時間 ページ44

カルマ side

赤「っ！」


爆発音？
プールからだ

俺は走ってプールに向かった


赤「…何これ？」


プールは見事に消えていた


寺「俺は何もしてねぇ…話がちげーよ…イトナを呼んで突き落とすって聞いてたのに」

赤「なるほどねぇ…自分が建てた計画じゃなくてまんまと操られてたってわけ」

寺「言っとくが、俺のせいじゃねーぞ！こんな計画をやらす方が悪るいんだ…！皆んなが流されてったのも全部奴らが…！」


相変わらずバカ言ってる寺坂にムカついたから1発食らわせてやった
ホント、こういう奴ってすぐ騙されやすいんだよ


赤「流されたのは皆んなじゃなくて自分じゃん、人のせいにするヒマあったら自分の頭で何したいか考えたら？」


茅「A！」


…！まさか
俺は寺坂を残して声のする方に向かった



赤「どうしたの？」

潮「カルマくん！」

『ゲホッゲホッ！』


俺の前に咳き込んでるAが横たわっていた
俺は急いでAを抱える


茅「プールの水に何か入ってたみたいで…！」

赤「あいつら…」


俺の頭の中は怒りしか入ってこない


『私は大丈夫…だから…早く殺せんせーの所に』


Aが自分で立とうとした時、俺はAの腕を引っ張った


『ちょ、カルマ！今そんなことしてる場合じy…』

赤「そんなフラフラで行けるの？俺が支えるから大人しくしてて」

『……うん』


俺はAをお姫様を抱っこして殺せんせーの元へ向かった

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