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カルマとの賭けの時間 ページ36

A side

眠い……
今日は学校休みかー…

窓からさす太陽の光に起こされてしまった…
まだ7:00だ。


『今日は出かける予定ないし…何しょう?』


ふとベッドに置いてあった携帯が鳴った

誰からだろう?
私は目をこすりながら携帯を見た









カルマ?

何で…

……考えてることがわからない…
喋らないでって言ったのはそっちじゃん

出るか出ないか迷って
もうどうにでもなれ!という気持ちで通話ボタンを押した


赤「もしもし?」

『………何?』

赤「……いや、別に用件は無いんだけど」

『じゃあもう切って良い?そっちが喋らないでって言ったじゃん』

赤「少しだけ声が聞きたかったから」

『っ…?』


どういうつもり?
私で遊ぼうとしてるのかな?

優しくして後になるといつも乾いた目をこっちに向けるのに…


『…私、今日予定あるから』

赤「へぇ、何の?」

『……プライバシー」

赤「?別に良いじゃん」

『……ねぇ?何で急に電話かけてくるの?話さないって言ったじゃん』


少し静かな時間が私たちの間に流れた








赤「……あの噴水の前で待ってるから」

『?、カルマ?』


私の返事を待たないで電話は切れた……

はぁ、しょうがない



私は服を着替えて出かける準備をした
何で私ってこんなに甘いんだろう



『暑い…』


もうすっかり夏だ…
私は噴水の前へ向かった



……もういる
いつもあってるはずなのに久しぶりに感じてしまう


『カルマ…』

赤「あ…」


本当に来てくれるとは思ってなかって顔してる


『そのネックレス…』

赤「あー…あいつから奪った」

『…彼女さんに悪いよ?』

赤「…別に」


カルマが何か言いたげにしていたが硬く口が閉ざされてしまった


赤「Aも付けてるじゃん…俺のあげたやつ」

『……結構気に入ってるよ…色合いもデザインも私好みだから』

赤「……よかった」

『……急にどうしたの?』


カルマは一つ深呼吸をして私の目をまっすぐ見た
こんなカルマ初めてだ…。


赤「もう一度チャンスをくれる?」

『…もう無いよ』

赤「やっぱり言うと思った」

『じゃあ何でそんな質問したの?』


カルマは少し悪戯っぽく笑った

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あお(プロフ) - とーっても面白いのですが、おつむをオムツとかいてみたりまぎらわしいをまぎわらしいと書いてみたり…ふざけていないのなら、すみません。とても気になってしまったもので… (2018年11月24日 8時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - ゆーたんさん» ありがとうございます!最近、家庭で色々ありまして…更新できなくてすみません(>人<;) (2017年5月18日 15時) (レス) id: d558abbd64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん - いつも楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2017年5月15日 16時) (レス) id: 6576f642a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三日月 | 作成日時:2017年5月10日 1時

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