デートの時間 2時間目 ページ13
A side
私が後ろを見たときには私に声をかけたらしき人は見かけなかった
……あっ、まさか
私は急いで赤い羽根のネックレスの会計を済まし
お店の裏に向かった
「あ、来た来た」
『花さん!』
花さんは前、屋敷の防衛の依頼の時一緒に仕事をした人だ
あの、敵の位置情報を教えてくれた人
花「昨日、頼まれてた情報手に入れて来たわよ」
『ありがとうございます!』
花「けど、ごめんなさいね…あまり情報は多くないわ」
『いえ、大丈夫です!少しでもあの人たちのことが分かれば』
花「…そんなに気になるのね?」
『はい、少しでも殺せんせー暗殺に役立つかなと思い」
花「殺せんせー…あー、あの国家秘密のね」
『花さんは協力するつもりですか?』
花「いいえ、私にはあの生命体を殺れないわ」
『…やっぱり手強いですよね』
花「ええ、書類を見て見たけど有名な暗殺者が暗殺を試みたけどだめって記録になってるし」
『まぁ…』
花「本当に殺れるのかしらね…」
確かに花さんがそう考えるのも仕方ない…
ロブロ先生でも無理だったんだ…
けど
『必ずやって見せます…私達で』
そう言うと、花さんは一瞬驚いて優しく笑った
花「期待してるよ」
そう言い、花さんはここから立ち去ろうとした
花「じゃあ、私まだやることあるし…もう行くね」
『あ、お疲れ様です』
花「あー、そういえばさ…赤髪の男の子って死蝶さんの彼氏?」
『え、はい』
花「お似合いじゃん、手も繋いでラブラブ。長続きしなよ」
いつもと変わらない笑顔でそう言い
そう言い花さんは人ごみの中に紛れ込んだ
私は少し時間を取りすぎたので早歩きで待ち合わせ場所に向かった
幸い、カルマはまだ来てなくて近くのベンチに座った
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あお(プロフ) - とーっても面白いのですが、おつむをオムツとかいてみたりまぎらわしいをまぎわらしいと書いてみたり…ふざけていないのなら、すみません。とても気になってしまったもので… (2018年11月24日 8時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - ゆーたんさん» ありがとうございます!最近、家庭で色々ありまして…更新できなくてすみません(>人<;) (2017年5月18日 15時) (レス) id: d558abbd64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん - いつも楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2017年5月15日 16時) (レス) id: 6576f642a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月 | 作成日時:2017年5月10日 1時