白髪少女と赤髪少年の恋愛物語 【赤羽 業】3

朝の時間 ページ11

A side

カーテンの隙間から見える太陽の光が眩しくて目が開けられない…

けど…この匂い…カルマ？だよね
うっすら目を開けてみるとなぜかカルマが私を抱きしめてる感じに…


『……へ？///』


いや、朝にこんな心臓に悪いことはしないでよ…
けどその前にここからどうやって出るかだ

見事にがっちり抱きしめられてるから出ようとしてもビクともしない


『カルマ〜』


名前を呼んでも起きない…
確かに昨日遅くまで付き合ってもらってたし…申し訳ない。

少しカルマの髪を撫でて見た
やっぱり、サラサラだ…
男子なのにこんなサラサラな髪の毛って…

私は少しカルマの髪の毛に嫉妬しながらカルマを起こす事に試みる


髪の毛をワシャワシャして見ても起きない…
あれ？こんなに寝起き悪かったっけ？


『………』


頰をつねってみよう…


赤「ん……」


あれ、これでも起きない？




何となく予想はできた気がするような…
私は恐る恐るカルマの顔に近づき頰にキスをした


赤「…ん、よく分かったじゃん」

『やっぱり起きてた…』

赤「けどなぁ、まだ足りないなー」

『な、何が…』


今度はカルマが私の顔に近づきキスして来た


『……/////』

赤「はい、これでもうさっぱり起きたでしょ」


カルマとの朝は心臓に悪いです…

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