【イナイレ】鷹のツバサー番外編ー (ページ2)

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とある日の女子会ページ2

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中学卒業後、Aは夏未達と高校生になる前に遊ぶ約束をしていた。

待ち合わせ場所にてスマホを弄りながら夏未達の到着を待っていると名前を呼ばれて顔を上げた。そこには手を振りぴょんぴょんと跳ねる秋の姿が。

「こっちよAちゃん！」

壁にもたれていた体を起こして駆け寄ると、そこには既に夏未と冬花も揃っていた。

秋「卒業式ぶりだね」

夏「そうね」

冬「でもどうします？どこに行くとかも決めてないし」

『まぁ、行き当たりばったりでも良いんじゃない？このメンバーなら何か全部楽しめそうだもん』

三人はくすりと笑い確かにと頷く。

そして歩き出すと近くのデパートに入った。4人で雑貨を見に行っては4月からの新たな生活に向けた文房具を見たり、可笑しなキャラクターのストラップを見て笑ったり。

服屋に行けばお互いに似合いそうな服を持ってきては試着して、気に入った服を買ったりして満喫すると1度休憩も兼ねて喫茶店に入った。

『結構歩いたね』

秋「そうだね」

冬「初めてじゃない？こうして4人で出かけるの」

夏「確かに、言われてみたら始めてね。マネージャーとして買い出しに行く時とかも二人とかだったし」

Aはそうなんだと思いながら注文して届いた飲み物を飲む。さっぱりとしたオレンジの酸味がスッキリとして、氷で冷えているのも疲れた体に丁度良かった。

すると夏未がクルクルとストローを回しだす。

夏「私、こうしてお友達と出かけるのって始めてなの。Aとはよく出かけていたけれど」

A以外と遊ぶなんて始めてで、と話す夏未の顔は横からでもわかるほど嬉しそうに微笑んでいる。

秋「私もまさか夏未さんと一緒に出かけるなんて思ってなかったな」

冬「私も」

夏「それを言ったら私もよ。でもすごく楽しいわ、良いわねこういうのも」

『楽しめてるなら良かった。私も皆と遊べてすごく楽しいよ』

A達は顔を見合せては微笑み合うと、そういえばとまた別の話になり盛り上がる。

そこへ注文していたパスタ等が届いては一度食事をとることにするも、会話は弾み絶える事はなかった。