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試合はAチームのキックオフで始まる。染岡達は順調にパスを回していく。そして松野から少林へパスがされた時、それを土門が横から奪い去っていく。
「悪いな少林！」
「行かせないっすよ！」
宍戸が向かっていくもそれは避けられ土門はパスを出す。だがそのボールは壁山がクリアした。
クリアしたボールは風丸の元に転がるが、そこへ虎丸がやってきては奪うとそのまま上がっていく。
風「やるな！」
鬼「行け、虎丸！」
虎「はい！豪炎寺さん、見てて下さいよ！」
豪「ふっ……最後まで相変わらずだ」
虎「真・グラディウスアーチ！」
虎丸が放ったボールを円堂はゴッドキャッチで受け止めた。
虎「あっちゃ〜」
円「良いシュートだ！さぁ、どんどん打ってこーい！！！」
試合は続き、半田と一之瀬がボールを奪い合うも半田のフェイントでボールは染岡の元に繋がる。
染「どうした一之瀬ー！」
一「ナイスフェイント！してやられたよ」
半「レベルアップしてるのはこっちも同じさ！」
互いに譲らない試合は続き互いにレベルアップしたプレー、技をぶつけ合う。そして今までの思い出がこのサッカーを通じて蘇ってくる。
そして＿＿＿＿＿＿＿＿
「本当にここからで良いのかい？」
窓からグラウンドを見下ろし試合の様子を見守る少女に声をかけたのは夏未の父親、雷門総一郎だった。
少女は微笑むと“良いんです”と答えた。
「そうか。遅くなったが卒業おめでとう、Aちゃん」
『ありがとうございます、理事長』
嬉しそうに笑ったAは理事長室から円堂達の姿を試合を、それは嬉しそうな顔をして見つめた。
そしてAが目を輝かせて見つめる姿を理事長と雷門中に共に来た兄は微笑みながら見守っていた。
両者全く譲る様子はなくこのメンバーでのゲームを楽しんでいるのが伝わって来ると自然と笑顔になる。
そして暫く見守った後、Aは窓から離れどこかに向かおうとする。
「行くのかい？」
『はい、ようやく帰ってきたんですから』
笑顔でそう言えば理事長室からAは飛び出していった。
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ビジュ(プロフ) - 完結おめでとうございます。少し寂しい気もしますが、完結まで作品を追えたこと嬉しく思います！本当に主人公は幸せになったんだなぁと…！これからも檸檬堂さんの作品を拝読できることを楽しみにしています(◕ᴗ◕) (3月6日 22時) (
レス) id: 529a911b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユカミナ(プロフ) - 完結おめでとうございます！新たなお話も出るということで楽しみにしてますね！主人公も、今作主人公と真逆の弱々ナヨナヨな男主人公とかどうでしょう？ (3月3日 23時) (レス) @page21 id: a4557d672b (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - はじめまして、望です。この作品いがいと面白かったです。出来れば、恋愛なしの女主人公で、お願いいたします。 (3月3日 22時) (レス) id: 4646d44007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬堂 | 作成日時：2024年2月13日 4時
