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着替えを済ませた審神者は初めて見るものに警戒していた。
加州「主、これは髪乾かす機械で怖い物じゃないよ」
『……知らない』
堀川「大丈夫ですよ、風が吹いて濡れた髪を乾かしてくれるので何も危なくないですよ、ほら」
そう言って堀川がドライヤーをつけた途端、大きな音に驚いた審神者は首を振り、近くにいた山姥切の後ろに隠れた。
山姥「主、髪を乾かした方が風邪をひく可能性がなくなるんだ。だから」
『嫌』
頑なに首を「嫌だ嫌だ」と振り続ける審神者に困った顔をした三振りは顔を見合せる。
加州「ちょっと、どーするの？主なんか猫みたいに警戒してるけど」
堀川「うーん、でもこの先も考えたらちゃんと髪は乾かさないといけませんし、でも嫌がる事はしたくないですし……」
山姥「…膝に乗せて乾かせばいいんじゃないか？それなら多少大人しくなるだろう」
加州「良いね、それ」
山姥切の提案に頷いた三振りはひたすらドライヤーを警戒する審神者を見て、加州が呼びかけた。
加州「主、俺の膝のって一緒に髪乾かさない？」
『……』
山姥「大丈夫だ、俺と一緒にでも」
『いやぁー！！』
そこまで言いかた時、叫んだ審神者はピュッと脱衣所から走り去り、突然の事と予想してなかった事に三振りは反応が遅れた。
三振「「えっ！？」」
加州「ちょちょっ」
堀川「主さん！？主さーん！？」
山姥「走ると危ないぞ！！」
『いやぁーー！』
声をかける三振りには反応せずにひたすら嫌だと叫ぶ審神者。
そして審神者の声を聞き駆けつけたと思われる薬研と太鼓鐘。
太鼓「何があった！？」
駆けつけた二振りに事情を説明しようにもそれどころではなく。
堀川「と、とりあえず主さんのこと追いかけよう」
山姥「あぁっ、悪いが主を追いかけるのを手伝って欲しいんだ」
薬研「よく分からないが、大将探せば良いんだな？」
加州「……でも、どっち行った？」
太鼓「とりあえず探すしかないな」
こうして審神者との鬼ごっこが始まった。
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夢小説大好き - 泣きました。画面の前では大号泣です…ｽﾞﾋﾞｯ 小さな審神者ちゃんよ‟か‟っ‟た‟ねぇ‟！！素敵な作品ですね！更新頑張ってください！！ (2021年11月22日 18時) (
レス) @page32 id: 92d4b2d08c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 続編、待ってます！ (2021年11月11日 6時) (レス) @page32 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月2日 1時) (レス) @page32 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月2日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - 蘭奈(らな)さん» いつもコメントありがとうございます！ ほんとに更新のペースが遅くなったりなどして、迷惑をかけてしまいますが、どうかこれからも温かい目で見守っていただけたら幸いです！ほんとにありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願い致します！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬堂 | 作成日時：2021年8月18日 23時
