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審神者は皆がお皿を運ぶのを手伝っているのを見ていると、ふと立ち上がって燭台切や歌仙、大倶利伽羅の元に。
歌仙「これだから田舎侍は。味噌汁に使う味噌は白味噌の方がいいに決まってる」
倶利「赤味噌だ。それに、田舎侍は田舎侍でも、文系侍には負けない料理の知識等がある」
たまたま大倶利伽羅と歌仙が味噌の事で睨み合っている現場に審神者はキョトンと目を開いて驚いては固まる。
燭台「まぁまぁ、二人とも落ち着いて……;ほら、主もっ……て主？！」
燭台切は厨の入口に立つ審神者を見ては驚いた顔をする。
そして歌仙と大倶利伽羅も審神者を見ては、睨み合いをやめ同じ様な顔をして審神者を見た。
厨に入るか入らないかで困っている審神者を燭台切はさり気なく抱き上げた。
燭台「どうしたんだいこんな所に…お腹空いちゃったのかな？」
『……お皿、運ぶのを手伝いに来た……んだけど、邪魔した？』
チラチラと燭台切の後ろの二振りを見る審神者に、苦笑すると燭台切は頭を撫でた。
燭台「大丈夫だよ、気にしなくて。んー…1人でお皿を持って行って貰う訳にはいかないし……」
『…お手伝いは？』
倶利「……おい、この件については一旦保留だ」
歌仙「あぁ、僕も同じ考えだよ」
燭台「そんなに言うならもう合わせ味噌にすれば良いのに……」
ポソッと燭台切は零し、審神者と目を合わせては「ねー」と言う。
歌仙は審神者が届く様にと大きめの台を用意し、その上に審神者は立った。
歌仙「主には包丁はまだ早いね…」
『…お野菜切るの？』
歌仙「そうだよ、一緒にやってみるかい？」
頷いた審神者に最初に手を洗ってもらい、そして包丁を使う時の手を教える。
燭台「良い？まず手はにゃんこの手にしようか」
『…こう？』
燭台「そうそう！」
手をグーにする審神者を見て微笑む三振り。
そして次を教えようとすると、
『……にゃんこのお手手じゃ、持てない』
困った顔をして、包丁の持つ所をグーでちょいちょいと触る審神者に「ん"ん…」と唸り悶える燭台切。
歌仙は「うんうん、そうだね、そうだったね」と悶えながら審神者の頭を撫で、大倶利伽羅は顔を横にして悶えては桜を散らしていた。
薬研「……何してんだ旦那達は…」
厚「悶えてるな」
骨喰「これは、かめら、というので撮って良い奴なのか？」
乱「奇妙な光景だけど、いいと思うよ」
カメラを構える骨喰はシャッターをきり、その光景をカメラに収めた。
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夢小説大好き - 泣きました。画面の前では大号泣です…ｽﾞﾋﾞｯ 小さな審神者ちゃんよ‟か‟っ‟た‟ねぇ‟！！素敵な作品ですね！更新頑張ってください！！ (2021年11月22日 18時) (
レス) @page32 id: 92d4b2d08c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 続編、待ってます！ (2021年11月11日 6時) (レス) @page32 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月2日 1時) (レス) @page32 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月2日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - 蘭奈(らな)さん» いつもコメントありがとうございます！ ほんとに更新のペースが遅くなったりなどして、迷惑をかけてしまいますが、どうかこれからも温かい目で見守っていただけたら幸いです！ほんとにありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願い致します！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬堂 | 作成日時：2021年8月18日 23時
