元ブラック本丸の幼女【刀剣乱舞】

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今剣「あるじさま、こっちですよー！」

平野「あともう少しです、頑張ってください！」

小夜「…頑張って」

大和「清光どいて！主っここにいるよー！」

加州「お前が退けっ！主ー！！」


皆は腕を広げ、ヨタヨタとしながら走る審神者を待つ短刀と審神者大好き打刀二振り、その顔はデレデレとだらしない顔をしていた。



その様子を遠くから見守る保護者(仮)部隊。


薬研「……必死なやつが二振りいるな」

骨喰「あぁ…」

一期「ふふっ……良いじゃないか。弟達もあんなに楽しそうに笑ってるんだから」

宗三「そうですね。僕もお小夜の楽しそうに微笑む姿が見れて、良かったです」

江雪「和睦です…」


審神者と楽しそうに笑ったり遊ぶ短刀達を眺め、久々に見る姿を嬉しそうに微笑み見ていた。


小夜「……！！」

『…ぎゅー…』


審神者が小夜に抱きつくと小夜は、驚きながらも審神者の頭を撫で、その表情は嬉しいのか少しだけ笑っており桜も控えめで舞っていた。


厚「よっしゃ、大将、次はこの本丸で一番大きい木見に行こうぜ！」

今剣「いいですね！」

乱「さんせーい！主さんに見せたいのがあるんだ！」

平野「疲れてませんか、主君。疲れてたら僕が運ぶので頼ってくださいね！」

『…はーい』

前田「僕はいち兄達に声掛けに行ってきますね。突然主君を連れていなくなったら驚くと思うので」

加州「なら、俺が行ってくるから良いよ」

大和「主は皆と一緒に待ってて！あと疲れてるなら僕が」
加州「良いから行くよ〜」


大和が審神者を抱っこしようとすると、加州は大和の首に腕を回しそのまま連れてく。


一期「おや？」

加州「今から一番大きい木のところ行くらしいよ」

薬研「そうなのか？なら、俺っちも一緒に行こうかな」

一期「それは良いですね。私もご一緒しても大丈夫でしょうか？」

加州「良いんじゃない？…主は多分俺達なら大丈夫だと思うし」

大和「ちょっと清光！僕、主のところに行きたいんだけど！」

加州「ばーか、今主は短刀と仲良くなろうとしてるんだから。それに、俺達は離で触れ合える分今は我慢」

薬研「さっきまで全力で大将を呼んでたのにな」

加州「…」


薬研が揶揄いながら加州の隣を通ると、加州は開いた口が塞がらず、固まった。

その姿をみて、その場にいた刀剣達は笑っていた。

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