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夜、円堂は1人でグラウンドに立ちボールを蹴って走り出した。
その時、グラウンドに足を踏み入れる者が。
「君達凄いな。宇宙人とサッカーしてるなんてさ」
円「見てたんだ！漫遊寺の生徒？」
「違うよ。違うけど、見てた」
円「そっか。もしかして俺達のこと応援してくれてたのかな」
「まぁね。俺、基山ヒロト」
円「円堂守、雷門イレブンのキャプテンだ」
基「知ってるよ。FFで優勝したんだよね」
円「あぁ！あー……今日は負けちゃったけどさ。でも、今日負けた事は無駄にはならない！この負けは次の勝利に繋がるから！」
基「いーな、そういうの」
円「一緒にやろうぜ！」
基「え？」
円「ほら、パス！」
円堂はボールを蹴って基山の元に転がるが、彼はそれを蹴らないで驚いた顔をして見ていた。
円「おいおい、受けてくれよ〜」
円堂がボールを追いかけて拾い、振り返る。
だが、彼はもうその場にはいなかった。
円「あれ？」
秋「円堂くーん！！」
円「お、秋！どこ行ったんだろ？あいつ急にいなくなっちゃって……」
秋「他に誰かいたの？誰もいなかったけど……」
円「え？」
秋「変なの。幽霊でも見たとか？」
円「幽霊！？」
円堂がビビり跳ねたが、秋は真剣な顔をして声をかける。
秋「そうだ、円堂君Aちゃん見なかった？」
円「A？いや、見てないけど…」
秋「そう……どこ行ったんだろ」
円「どうかしたのか？」
秋「それが、Aちゃんの姿が見えなくて。今みんなで探してるの」
円「あいつがいないっ！？」
そして円堂はAを探し始める。
キャラバンの方に向かいながらAの名前を呼ぶが、一向に出てくる気配はない。
円「皆っ！Aは！？」
風「円堂！まだ見つかってないっ……あいつ一体どこに」
鬼「円堂と一緒にもいないのか…」
吹「Aちゃんっ……」
一「こっちにもいなかった」
続々と皆がキャラバンに集まって来た時、春奈が走って戻ってくる。
春「夏未さん！これって……！」
そう言って春奈が夏未にみせたのはAの携帯だった。
夏「これはっ…間違いないAのだわ」
鬼「春奈、どこで見つけたんだ？」
春「道場に向かう途中で、落ちてて……」
瞳「とにかく、手分けして探しましょう。もしかしたら迷子になってるかもしれないわ」
「「はいっ！」」
そして皆は漫遊寺中の部員達にもAの事を聞き手伝って貰ったが、何処にも見当たらなかった。
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?シアン?(プロフ) - 阿羅姫さん» コメントありがとうございます！読んでいただけてとても嬉しいです！これからも頑張りますので、読んで頂けたら嬉しいです。これからもよろしくお願い致します！ (2021年8月5日 21時) (
レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
阿羅姫(プロフ) - 久々に素敵な小説に出会えて本当に嬉しいです。更新楽しみにしています。頑張ってください、応援しています (2021年8月1日 13時) (レス) id: 13bb198574 (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！不定期な更新ですが、これからも頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみです！これからも応援しています！ (2021年7月30日 0時) (レス) id: 0aaa4cece3 (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - 梅こんぶさん» コメントありがとうございます！作品、見させて頂きました。沢山の小説があり面白かったです！ありがとうございます！ 更新は不定期で波がありますが、これからも読んで頂けたら嬉しいです。ありがとうございました！長々と私もすみませんでした。 (2021年7月28日 15時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩こんぶ | 作成日時：2021年7月18日 19時
