私立Jr.男子校

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屋上を出て教室に戻ると、すでに何人かが来ていた。









神宮寺「あ!!Aちゃん!!」









神宮寺くんは私を見つけると、真っ先に駆け寄った。









神宮寺「Aちゃん、今日一緒に帰れる?」









A「あ、うん＾＾」









神宮寺「じゃあ、決まりな!!こっちは、岸くんと岩橋と顕嵐。」









教室の真ん中らへんで、私に向かって手を振る3人組。









玄樹「よし、行こう」









神宮寺「あ、岸くん、俺のカバンとって?」









岸「おー」









岸くんと呼ばれるコが神宮寺くんの物らしきカバンを手に持つ。









顕嵐「よし、行こう?」









A「うん!!」









カバン持とうか?と聞いてくれる。…優しいなぁ……









A「ううん!大丈夫!ありがとう＾＾」









けど、やっぱり人に持たせちゃ悪いもんね。









私は3人について行って階段を降りた。









神宮寺「…あれ、そーいやA…荷物は?服とか…」









A「あ…服は、裕翔先生が寮に持っていってくれたんだ。」









神宮寺「そっか、なら良かった」









……ん?……あれ……









A「あ、あの…」

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