クラクラする２ ページ34
家の階段を降りるときにクラクラってしてしゃがみこんでしまった。
智「おっと、よし、大丈夫か？」
智兄ちゃんが抱きかかえて階段を降りた。
智「よし、ちょっとここに座ってて、先に準備するからね」
智兄ちゃんはカバンを車に積んで、私を抱いて車に乗せてくれた。
病院について、智兄ちゃんに連れられて小児科に行った。
しばらく待って、呼ばれて診察室に入った。
翔「よし、どうしたの？朝は元気そうだったのに」
智「体育のあと、しんどくなったみたい。吐き気があるのと、貧血。検査した方が良いと思って連れて来たよ」
翔「じゃ、ちょっと診せてね〜」
翔兄ちゃんに聴診器あてられ、お腹の診察をされた。
翔「そうだね。じゃ、血液検査オーダーするね。そのまま、点滴もつなぐね。吐き気を抑える薬を点滴で入れるね。じゃ、チクってするよ〜」
よし「あっ、痛い〜」
翔「もう痛いの終わりだよ〜。点滴につなぐからね。寝てていいよ」
翔兄ちゃんは行ってしまって、処置室のベッドに寝かされた。
智「よし、最近、ご飯とかちゃんと食べれてた？給食とかは？」
よし「うん。。。あんまりお腹空いてなかったかな？昨日は夜ご飯残しちゃった。給食は普通かな？」
智「そっか、体調があんまり良くなったのかもね。さぁ、眠れるなら寝なさい」
目をつむっているうちに眠ってしまっていた。
翔「やっぱり貧血、結構ひどい。鉄剤飲ませて様子見だね」
智「しょうがないね。次は２週間くらいで再検査？」
翔「うん。２週間後に検査予約入れておくよ。それより、これってだいぶ前から症状あったんじゃないかな？色々無理させてるのかも」
智「そうだね。ちょっと注意してみるようにしよう」
翔「家でも点滴してやるようにしようか？」
智「そうだね。ちょっと重症だもんね。病院に通うよりは負担が少ないしね。点滴処方できる？」
翔「うん。じゃ、とりあえず１週間分の点滴を処方するね。今日は大荷物になるよ」
智「あとで翔が持って帰ってきてくれる？」
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作者名：yoshi | 作成日時：2018年12月27日 16時
