兄妹ファミリー (ページ4)

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風邪２ページ4

処置室で、点滴されることになって、ベッドに寝かされ、腕を駆血帯で縛られ、消毒されたけど
翔「全然、血管出てこないなぁ。ここはちょっと無理だな。。。よし、ごめんな。手の甲でやらせて」
よし「うん。。。」
翔「ちょっとチクってするよ～動かないでよ～」
よし「いたっ。。。」
翔「もう痛くないだろ？じゃ、１～2時間かけてゆっくり入れるから、よしは眠ったらいいよ。和はどうする？ここにいてもいいけど、疲れてるだろ？」
和「じゃ、誰か迎えに来れるか、ラインしてみましょう」
翔「ごめんな、ママ、ももに付きっきりになって」
よし「ううん。大丈夫。ごめんなさい」
翔「よしは心配しなくていいから、眠りなさい。じゃ、仕事に戻るな。何かあったら、呼んで」

2時間ほどして翔が再度、よしの診察をしていたら、潤兄ちゃんが来た。
潤「よし、大丈夫？ちょうど学校で調べ物してて、帰ろうかって時にライン来たから迎えにきたよ」
翔「ありがとうな、潤。よしは、大丈夫だろう。点滴で水分いれたから、だいぶん、顔色も良くなった。熱がさがってないけど、しょうがないね」
よし「おにいちゃん。。。」
翔「起きたか？少しは楽になったか？」
よし「うん」
翔「潤が迎えに来てくれてるからね。熱を下げる座薬だけ入れるよ。点滴もう終わるから」
看護師さんが座薬を持って来て、翔兄ちゃんが入れてくれた。

家に帰ったら、ママがももちゃんを寝かしつけてるみたいで、リビングも静かだった。
智兄ちゃんが帰ってたみたいで、部屋に行ってベッドにいたら、様子を見にきてくれた。
智「よし～。しんどかったね。点滴、痛かったでしょ？よく頑張ったね」
よし「うん」
智「いっぱい寝て、早く元気になるといいなぁ」って言いながら、お腹をポンポンってしてくれた。

熱は３日ほどで下がって、元気になった。