微熱 ページ25
パパとママの帰国が終わって、夏休みも後半になった。
ママ達がいた間はどこか緊張が抜けなくて、なんだか疲れた。
ももちゃんと留守番していたら、頭が痛くなってきた。
ももちゃんをお昼寝させながら、寝たら治るかなって思って一緒に寝た。
もも「よしちゃん、起きて」
よし「えっ、ももちゃん、もう起きたの？」
もも「おやつ食べようよ〜」
よし「うん」時計みたら、2時間もたってて、ゆっくり昼寝したんだって思った。
おやつの用意をして、ももちゃんと手を洗って、一緒に食べたけど、頭の痛いのが取れてない。
あぁ、また体調崩しちゃったかなぁ。。。
お兄ちゃん達、夕方まで帰らないよね。もうちょっと寝たいけど、ももちゃんはもう寝ないし、テレビに頼ろうかな？
よし「ももちゃん、テレビみる？」
もも「いいの？」
よし「うん、今日だけ特別だよ〜。いっぱい見たら、パパに叱られちゃうもんね」
もも「何見るの？」
よし「何がいいかな？トトロにしよう」
もも「トトロ！好き〜。見たい！！」
ＤVDをセットしてつけた。
二人でソファーに座って、見始めたら、ついウトウト寝てしまった。
翔「ただいま〜」
もも「パパ、おかえり〜。トトロ、特別なの」
翔「特別？よしは？」
もも「よしちゃん、ねんね」
翔「あらら、よし、寝ちゃってるんだ」よしの額に手をあてて「少し熱いな。もも、よし寝かせてあげて」
もも「よしちゃん、お熱？」
翔「うん、ちょっとだけね」
よし「あっ、翔兄ちゃん。おかえりなさい」
翔「ただいな。よし、ごめんな。しんどいんだろ？ももの世話ありがとう」
よし「ううん。テレビに任せちゃった、ごめんなさい」
翔「よし、少し熱がありそうだよ。診察しような」って聴診器を持ってきた。
聴診器をあてて、喉を視て、熱を測った。
翔「微熱だな。疲れか？夏バテかな？まぁ、ゆっくりしなさい」
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作者名：yoshi | 作成日時：2018年12月27日 16時
