好きですか？

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杏「とりあえず、マネジャーとHIROさんに言った方がいいんじゃない？」





『はい、今日ちゃんと話すつもりです』





美「待って、1つだけ聞かせて、A、お腹の子産むの？」






『まだ分かりません。



自分でも



怖いんです



1人で育てるとか、責任もてないし



まだ16だし



先生に3週間で決めなさいって言われたんです



だからちゃんとこの子のために悩もうと思ってます
』







伶「私たちに出来ることあったらなんでもするから、言ってね？」






『ありがとうございます。


これからHIROさんとマネジャーに話してきます』









メンバーの皆に宣言して楽屋を出た








コンコン





『失礼します』







社長室に入るとマネジャーもHIROさんも既に座っていた






H「おお！A、とりあえず座りな」





『あ、はい失礼します』





H「急にどうした、話があるだなんて(笑)」




マ「そうよ、急にびっくりしたわ(笑)」




『すみません、





実は私、妊娠、してしまったんです』





H「それは、本当なのか、もう病院には行ったのか？」




『はい、エコーも見てきました。


これが写真です』




マ「ちゃんとAのお腹の中で生きているのね」




H「誰との子どもなんだ？」




『以前からお付き合いしていた長谷川慎です

でももう別れているので彼は関係ありません

全て私の責任です』



H「それは違うぞ、A


これは2人の責任だ


もちろん慎はこの事を知っているんだろ？」






『いえ、彼とは言う前に別れたので彼は私が妊娠

した事を知りません

これからも言うつもりはないです。』




マ「そういう訳にはいかないでしょ！

これは2人の軽率な行為で出来てしまった事実よ！

Aだって、活動出来なくなってしまうかも

しれないのよ？」



『分かってます。

でも慎はやっとRAMPAGEの正式メンバーとして

活動し始めて、今が大事な時なんです

それを壊したくないんです』







そういう理由を付けて慎に言うのが怖かったのかもしれない


嫌われるのが怖かった



こんな私が母親になんてなってもいいのだろうか

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