09 ページ9
ねえ、A、なんで急にそんな事言うんだよ
Aが嘘ついた事なんてすぐ分かったけど、なんでそんな事言ったのか全然分かんないよ
そんな思いのまま俺は壱馬さんに電話をかけた
壱「お、まこっちゃ〜ん、どうしたん、こんな時間に」
慎「壱馬さん、俺、Aに振られました(笑)」
壱「え、冗談やろ?」
慎「ほんとですよ、冗談でこんな事言えないっすよ」
壱「え、なんでなん、理由は?なんでやねん」
慎「理由は、他に好きな人、出来たらしいっす
でもあの時のA、嘘ついてたんすよ
俺、結構Aといる時間長かったからその位すぐ分かったつうか」
壱「まこっちゃんは何も悪くないんちゃう?
だって、Aちゃんが一方的にやろ?
まさかAちゃんがそういう事するとはな
とりあえずまた辛くなったら電話でもなんでもして
きてええからな」
慎「壱馬さん、ありがとうございます
俺、切り替えて、ダンス頑張ります」
壱「おう、俺も頑張るわ、じゃ、また明日な」
自分で切り替えるなんて言っておきながら、今でもすぐAに会いたくなってる自分を許せない
なぁ、どうして、そんな事言ったんだよ、A
慎に別れを告げてから5日ほど経った
さすがにもう嘘をついている事が不安になった
メンバーに全て打ち明けよう
ドアを開けたら話をしよう
ガチャ
『おはようございます
あの、話があるんですけど、少し時間いいですか?』
真「どうした?A?」
伶「全然いいけど!」
『あの、実は、私、
妊娠
してしまったんです。』
美「え、ちょ、ちょっと待って、ほんとなの?」
晴「え、誰との子?」
『もちろん、慎です』
萩「この事慎くんには言ったの?」
『いえ、言わずに別れました』
希「なんで?だって、2人の赤ちゃんでしょ?」
『今、慎に言ったら、絶対喜んでくれる
それは痛いほど分かるんです
でも、慎はやっとRAMPAGEの正式メンバーにもな
って、これからって時なんです
それを私は邪魔したくないんです』
真「だからって、言わないのは違うんじゃない?」
萩「うん、言わなきゃダメだよ
『すみません、でも決めたんです』
みんな、ごめんなさい、この気持ちだけは譲れないんです
82人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい(プロフ) - この作品好きです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年3月23日 9時) (レス) id: c37f2f2832 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 名字が変換されないのですが、どうすればいいですか? (2017年2月27日 17時) (レス) id: f43ebd5e36 (このIDを非表示/違反報告)
のん - オリフラはずした方がいいですよ! (2017年2月27日 17時) (レス) id: f43ebd5e36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆぅちゃん | 作成日時:2017年2月27日 15時