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どうして、どうしてだろう、
いつから私の、いや、私と慎の歯車は狂い始めてしまったのかな
私が慎に武者修行が始まると報告した事務所の近くの喫茶店で待ち合わせをした
『ごめん、遅れた！』
慎「全然大丈夫だよ
それより、急に呼び出したりしてどうした？」
『あのね、慎、
私と、
別れてください。』
最後くらい笑顔で、私は笑顔でそう言ったんだ
慎「え、なに、どうしたの？
俺なんかした？
な、なんで、そんなこと、、、」
『ごめんね、急にこんなこと、
私さ、他に好きな人出来ちゃってさ、
だから、ごめん、
私たち別れよ』
慎の目から静かに涙がこぼれ落ちた
そんな慎を見ていることが出来ずに私は
『ごめんね、幸せになってね、慎』
笑顔でそう言って、喫茶店を出た
こんな最低な彼女でごめんなさい
私はその足で病院へ向かった
昨日行った病院ではなく、
産婦人科へ
看「羽田さ〜ん、羽田Aさ〜ん」
『あ、はい』
看「あ、こちらへどうぞ〜」
『失礼します』
軽く先生の診察を受け、診察台に横になる
先生は私のお腹にエコーをかけ、お腹を映した
たしかにそこには、豆のように小さい
私と慎の赤ちゃんが写っていた
私は自然と涙が出てきた
先「これが赤ちゃんですよ
一生懸命生きてる
貴女、お母さんなのよ」
『でも、私まだ16だし
歌、歌っていたいし』
先「貴方にだって事情はある
だから、真剣に考えて
この子にとっても、貴方にとっても
最善の答えは必ずあるはずだから
ただし、期限は3週間
だから、3週間後、また来てください
じっくり考えてちょうだい」
『は、はい』
力なく返事をした
まさかとは思っていたけど、
私、とんでもない事をしてしまったんだ
Flowerとしても、E-girlsとしても、まだまだやり残したことがある
それにまだ16歳
でもたしかにお腹の中にいるこの子は一生懸命生きている
私だけの考えでこの子の運命を、命を無くしてしまってもいいのか
どうしよう、
ただそれだけ、その言葉しか頭にはなかった
同じ頃、慎がとれだけ辛かったのかなんて考えもせずに、自分の事しか考えていなかったんだ
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あおい(プロフ) - この作品好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年3月23日 9時) (
レス) id: c37f2f2832 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 名字が変換されないのですが、どうすればいいですか？ (2017年2月27日 17時) (レス) id: f43ebd5e36 (このIDを非表示/違反報告)
のん - オリフラはずした方がいいですよ！ (2017年2月27日 17時) (レス) id: f43ebd5e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅちゃん | 作成日時：2017年2月27日 15時
