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ｙｏｕｒ ｓｉｄｅ
「ふぅー、大体ジェットコースターは乗ったな。」
「A、見かけによらずパワフルだよな‥‥」
あの後、この遊園地内にあるほとんどのジェットコースターを乗りまくった。
「疲れたけど楽しかったー！」
「もう１２時か‥‥あ、ここ行くか。」
人２が見せたのは、カフェコスモスの割引券。
「行く！お腹すいたし。」
「いらっしゃいませ〜あら、カップルさんですか？」
店員さんがニコニコしながら聞いてきた。
「あ、えっと、」
私が戸惑っていると、人２はバッグから割引券を取り出した。
「これ、お願いします。」
それはカップルです、と言っているようなもので。
「はい、カップル様ご案内でーす！」
と店員さんはとてもニコニコしながら、いや、ニヤニヤしながら席に案内してくれた。
とても恥ずかしかったけれど、すこしだけ嬉しかった。
・
そして午後になりプールに行くことに！
「じゃ、また後でね。」
「ああ。」
一旦人２と別れて、更衣室に向かった。
「緊張するなぁ…」
私が選んだのはワンピタイプの水着。
流石にビキニは無理だった。
恥ずかしすぎるし。
・
人２side
…俺は今、猛烈に不安だ。
だって、今は夏休み。
人が多いし、Aは目立つから。
他の男の目が心配で心配で……
とにかく、Aを男の目から守らないと。
・
Aside
「お待たせー」
水着の上からパーカーを羽織り、人２の元へ駆け寄った。
人２もパーカーを羽織っていたけれど、前のチャックは空いていて。
チラッと見えるお腹は、筋肉が凄かった。
…ほんと、かっこいいんだから。
「人多いねー、さすが夏…」
少し目をそらそうと、目線を太陽に移し、日差しにうんざりしていると、人２が顔を赤くしていたのがわかった。
「あれ、人２ちょっと焼けたんじゃない？顔真っ赤。」
もともとサッカーで焼けた黒い肌に、ほんのり赤みがかかっていた。
すると、いつものクールな人２には珍しく、ゴニョゴニョと言った。
「…本当無自覚。」
人２の言っていることはあまりわからなかったけど、
「…そっちこそ。」
かっこよすぎるんだよ。うちの彼氏さんは。
「何がだよ。てか、無自覚とかAだけには言われたくない。」
「えー、何でよ。」
「なんでも。」
…意味不明。
ま、とりあえず、
「プール楽しもー！」
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白豹 - 面白いです！笑続きが気になります！更新待ってます！ (2019年6月18日 21時) (
レス) id: ff9c95b7e7 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 受験お疲れさまでした〜！キャンプ編のつづき、とても楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: ce8d2a8d7d (このIDを非表示/違反報告)
輝花☆(プロフ) - おもしろすぎ！楽しみに待ってます！ (2019年2月23日 17時) (レス) id: 31fa4da9ec (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - がんばって下さいね！楽しみにしてます！ (2019年1月26日 8時) (レス) id: 71dccdefe8 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 彩華さん» よかったです！！今ちょっと作者の都合上更新停止なのですが、春になったら更新できると思います！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他2人 | 作成日時：2018年3月5日 20時
