７０． ページ20
ｙｏｕｒ ｓｉｄｅ
「日直は残って資料まとめるの手伝ってくれ。」
‥‥最悪なんですけど。なんでよりによって波羅君…
「放課後は�狷鷽佑辰�り�瓩濃駑舛泙箸瓩世諭�楽しみだよ☆」
波羅君は二人っきりを強調して言ってきた。…嫌だなぁ…
「Aゴメンね、夏の大会があるから手伝えなくて…」
「いいよ、大丈夫。頑張ってね。」
…私も早く部活行きたい…
そして放課後。
「Aちゃんってペットとか飼ってんのー？」
「…手を動かしてください。」
さっきからこんな調子でずっと同じような繰り返し。早く終わってほしいんだよぉ…
「ねぇねぇ、」
…あーもう！
「…何ですか？」
「なんで敬語なの？」
…あなたが苦手だからです。
「…別になんとなくですけど。」
「敬語堅苦しいからタメで話してよ。」
「…遠慮しておきます。」
「えー、タメにならないと手伝わない。」
‥‥もう嫌だこの人…
「早く早く、」
…
そのとき、
ガラッ
勢い良く教室の扉が開いた。
「…波羅、Aに手ぇ出すなよ。」
現れたのは、なんと人２！
「人２、部活じゃないの？」
「今休憩中。」
わざわざ走ってきてくれたんだ…感動。
「えー？却下☆」
…この人嫌い。
「俺、Aちゃんのこと好きだからさー」
「そういうのホントにやめて下さい。」
キモイです。そのとき、
ガラッ
再び扉が開いた。
「翔琉っ！Aさんに手ぇ出すな！」
飛び込んできたのは、これまた意外な本川さん。
「真理には関係ないだろ？ほっといてよ。」
「関係あるっ！」
そう言って本川さんは波羅君を引っ張った。
「Aさん、ゴメンね、こいつが迷惑かけて。」
「ちょ、痛い！」
そのまま二人で教室の外へ出て行ってしまった。
「‥‥何だったんだあいつら。」
呆然と二人のやり取りを見ていた私たちは今何が起こったのかわからなかった。
「さぁ…人２、ありがと。」
人２は微笑んで私の頭に手をのばした。
「どういたしまして。…じゃ、俺部活戻るわ。」
「バイバイ、」
人２はサッカー部に戻って行った。
さ、私も部活行こう。
出来上がった資料を職員室に届けてから部活に参加した。
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白豹 - 面白いです！笑続きが気になります！更新待ってます！ (2019年6月18日 21時) (
レス) id: ff9c95b7e7 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 受験お疲れさまでした〜！キャンプ編のつづき、とても楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: ce8d2a8d7d (このIDを非表示/違反報告)
輝花☆(プロフ) - おもしろすぎ！楽しみに待ってます！ (2019年2月23日 17時) (レス) id: 31fa4da9ec (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - がんばって下さいね！楽しみにしてます！ (2019年1月26日 8時) (レス) id: 71dccdefe8 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - 彩華さん» よかったです！！今ちょっと作者の都合上更新停止なのですが、春になったら更新できると思います！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他2人 | 作成日時：2018年3月5日 20時
