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「あら、」
「お帰りお母さん。こちら、私の高校の特進科のAA先輩。勉強を教えてもらったの。」
「お、お邪魔してます…」
急いでペコっと頭を下げる。
今度は机にはおでこは当たらなかった。
「あら！わざわざすみませんねぇ、」
「いえ、教えるのってこちらの為にもなりますので、」
「あらそう？ありがとうございます」
お母さんが頭を下げてくださったので、私も下げる。
「そうだ！」
急に大きな声を出したお母さんに、びっくりしてしまう。
「夕ご飯食べていかれない？」
「え、いやいやいや、申し訳ないですよ、」
まさかのお誘いに、恐縮してしまう。
「心ばかりのお礼として…最近料理教室にも通い始めたし、
ちょうどお父さんも出張でいないことを忘れてて４人分の材料を買ってきちゃったから…
食べていってもらえるとありがたいんだけど…」
うっ、そんな目で見られたら…
「……め、迷惑じゃないのであれば…」
「よかった！じゃあ準備するわね！はりきらなきゃ…」
と、ルンルン気分でキッチンに向かったおかあさん。
「……なんかごめんね、夕ご飯まで…」
「えー？嬉しいです！A先輩とご飯食べれるなんて！」
「…うちの母親ちょっと強引なとこあるからな…ごめんねAさん、おうちの人とか大丈夫？」
芹澤さんに話しかけられてすごく嬉しいけれど、それがわからないように必死だった。
「はい、今日うちの親どっちもいなくて。
ご飯も自分で作らないといけなかったので逆にありがたいです。」
「え！A先輩、おうちで一人なんですか！？じゃあ……」
愛音ちゃんは、目をキラキラさせて言った。
「お泊りしてくださいよ！！」
……へ？
「いやいや、それは本当に申し訳ないし…着替えとか持ってきてないから…」
「お兄ちゃん、車運転してよ。A先輩が着替えを取りに行かなきゃだから。」
「愛音ちゃん…」
「おかあさーん！A先輩今日泊まっていってもいいでしょー！？」
大きな声で一階のキッチンにいるお母さんに声をかける。
「あらー！大歓迎よー！！」
「ほら！！ね！？泊りましょ！」
……この親子、ホントそっくり…
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那星月佳(プロフ) - みなさん» はい、必ず見ますね！楽しみです！ (2019年3月18日 21時) (
レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 那星月佳さん» ありがとうございます！続編も見て頂けると嬉しいです！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: 160134a9e7 (このIDを非表示/違反報告)
那星月佳(プロフ) - 受験お疲れ様でした。続編へも続くのはとても嬉しいです。今後も応援してます。 (2019年3月18日 19時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - まぃりぃさん» そうなんですか！お互い頑張りましょうね！ (2018年8月24日 12時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
まぃりぃ - お知らせ見ました！実は私もなんです…。頑張ってください！！応援してます♪ (2018年8月23日 23時) (レス) id: 6b8bf83b3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年4月5日 15時
