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勉強会当日。



俺は気分が乗らないままリュックに教科書やらノートやらを詰め込んだ。



はぁ、なんでこんなことに‥‥



ピロン



スマホが鳴り、確認する。



Takumi今日は愛しのAちゃんを守るために頑張れよーww




‥‥面白がってるし。




俺はスマホをしまい、鏡で身だしなみを確認する。




ナルシストじゃないからな?おかしいとこがないか、確認してるだけだ。




‥‥ナルシじゃねーぞ?




「友達と勉強してくる。」




「あら、Aちゃんによろしく。」




‥‥なんでバレてんだよ。




「‥‥違うし。」




母さんは笑って言った。




「ハイハイ、いってらっしゃい。」




‥‥俺、そんなにわかりやすいか?




取り敢えず隣の家のチャイムを押す。




ピンポーン ガチャ




「あら、駿君。Aなら先に行ったわよ?」




はぁ?なんで。




「そうですか、ありがとうございました。」




別に約束してないけどさ、どうせ行くんだったら一緒でいいじゃん。




少し不満に思いながら図書館に向かった。




「ねぇ、あの子かっこよくない?」

「ホントだ!話しかけてみようよ!」




周りがざわざわうるさい。女が近づいてきそうになったから、俺は足を早めた。



…女と関わるとろくなことねえんだよ。




そんなこんなで待ち合わせ場所に到着した。




…いた、A。



‥‥ジーパンでいいっつったのに、目一杯オシャレしてきてんじゃねーよ。




「…悪い、待ったか?」




「神崎君!全然大丈夫だよっ!」




俺が声を掛けても、Aはボーっとしているだけ。




「おい、A、」



もう一度声をかけるとはっと我に返ったように



「あ、駿。来てたんだ。」



‥‥大丈夫か、こいつ。




「それより早く行こう。席取られちゃうよ。」




原本はスタスタと図書館の中に入っていった。




「神崎君、いこ!」



飛びついてきそうになったから、俺は速足で行った。




‥‥A、大丈夫か?

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設定タグ:名前変換オリジナル , 恋愛 , ミナ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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あや - ミナさんの小説とても面白くて大好きです!本当にありがとうございました!これからも読ませていただきます! (2020年5月29日 11時) (レス) id: c76ac59f23 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 同じ名前の方が作者さんだったのでなんとなく読んでたらすごいキュンキュンしました、ニヤニヤ止まらない (2019年4月2日 3時) (レス) id: 290d7994a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 緩芳さん» やっとテストが終わって‥‥更新できます!多分(笑) 両立できるように頑張ります! (2018年5月27日 20時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
緩芳 - テストお疲れ様です!大変ですよね。よく分かります。これからも、勉強と更新頑張って下さい!! (2018年5月27日 12時) (レス) id: c0887ec13b (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - まぃりぃさん» ありがとうございます!(^▽^)/ これからも頑張ります! (2018年4月30日 11時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミナ x他1人 | 作成日時:2018年3月8日 21時

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