【あんスタ】普通科の天才美少女は揺るがない。

45.急展開でごめんなさい ページ47

親にも話して、了承をもらったところであんずに連絡した。

あんずはとても喜んでいるのが電話越しでも伝わった。

本当に話は通っているらしく、すぐに私は校長室へと呼び出された。

校長曰く、プロデュース科の人数が1人だということは前々から少し揉めていたらしい。あんずの希望もあり、私の名前が挙がったというわけだ。

いろいろと準備はあるらしいし、残り２週間は普通科で過ごすことになった。

残り3日。

何事もないように普段通りを装って過ごした時間。

それでもやっぱり寂しいと感じることはあるわけで。

生徒会長、そして副会長の柊花先輩には報告してある。

2人とも、応援して下さり、暖かい言葉もかけてくれた。

クラスの人たちも同様だ。

あ、そういえば。私がなんでプロデュース科に行くことを決めたのか、ハッキリしてなかったよね。

まあ、きっかけは兄だよ。

兄の言葉がなければ、私はずっと普通科にいたと思う。

あとは、やっぱり泉との喧嘩かな。

仲直り出来たのは、アイドル科の人が協力してくれたおかげな訳だし……

つまり、アイドル科の優しさっていうの？に触れちゃったから。

プロデュース科が、凄く楽しそうで、輝いて見えた。

そう感じてしまえば、選択肢は一択でしょう？


さて、最後に……

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