【あんスタ】普通科の天才美少女は揺るがない。

42.一方その頃 ページ44

司side

Aお姉様は、今頃どうしているだろうか。

もう会議室に着いたのか、それともまだ運んでいる最中なのか。

｢……とりあえず｣

この状況、なんとかしてください。

泉｢なんで行かなきゃいけないわけェ！！？？｣

そうなんです、瀬名先輩、ここのところずっと機嫌が悪いせいか、反抗するんです。

まあ9割方喧嘩のおかげでしょうけど。

レオ｢瀬名〜〜〜！！！！いいからいくぞ〜〜〜〜！！！！！｣

はははは、と笑っているleader……

｢瀬名先輩、お願いします。我らがKnightsにとっても大切なmeetingなのです！｣

泉｢だ〜か〜ら〜！！今ここで話せばいいでしょ〜！？チョ〜うざぁい！｣

ああ……もう……

いや、だめだ朱桜司！！ここで諦めたら……

Aお姉様が……！！！！

｢……こうなったら｣

泉｢え？なんて……｣

｢Leader！！右をたのみます！！｣

レオ｢お？？｣

私は左を、leaderには右を。

そう、強硬手段だ。

泉｢ちょ、引っ張らないで……って痛い痛い痛い！！！！！｣

がしりと腕を掴んで。

ずりずりと引きずっていく。

すみません、これしか方法がないんです。

それにしてもleaderは引っ張りすぎで瀬名先輩の腕がちぎれそうな気がする。

泉｢わかったから！！！自分で歩くから！！！｣

待ってました、その言葉。

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