【あんスタ】普通科の天才美少女は揺るがない。

41.そろそろ解決 ページ43

真緒と駄弁りつつも休憩し、また荷物を持って会議室へと向かった。

｢そういえばさ｣

真緒｢お？なんだ？｣

｢アイドル科って、楽しい？｣

真緒｢急にどうしたんだ？……まあ、大変だけど、凄い楽しいよ｣

｢そっか。ありがとね。｣

その後は世間話をしたりして。

あっという間に会議室についた。

真緒は蓮巳先輩に呼ばれたらしく、忙しそうに行ってしまった。

｢……これは、帰っていい感じ？｣

そうだよ、早く帰ろう。

私がドアノブに手をかけた瞬間だった。

〜♪〜♪

お気に入りの着信音が鳴った。

｢もしもし？｣

あんず『あ、Aちゃん！』

｢どしたの？｣

あんず『今アイドル科？？？』

｢え？……うん｣

あんず『ホント？？どこら辺にいる？？』

｢えっとね、会議室。｣

あんず『おっけー！！ちょっと渡したい物あるんだけど、時間大丈夫？』

｢ああうん、いいよ｣

あんず『じゃあすぐ行くね！そこで待ってて！』

あんずは早口でそう言うと、ブチりと通話がきれた。

渡したい物って、なんだろ。

少し疑問に思いつつ、椅子に座りあんずを待つことにした。

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