【あんスタ】普通科の天才美少女は揺るがない。

20.先輩と ページ21

零「生徒会…？」

「はい！！！生徒会役員なんですよ私！！！！！」

そこらへんにあった机に座った先輩。

私は先輩の隣に座る。

零「そうか。それにしても昔と全然変わらないのう、Aは。」

「よく言われます…そんな成長してないんですかね？私」

零「…だが、前より大人っぽくなったぞ」

すっと私の頬を撫でる先輩。

その優しい瞳に引き込まれてしまいそうで。

体温が上がっていくのが自分でもわかった。

零「その恥ずかしそうな表情は、変わらないけどな」

「あ、今口調戻りました？？やっぱそっちの方が好きです」

零「…そんなことより、電話」

ポケットを探るとスマホが震えていた。

「あ、じゃあちょっと失礼しますね」

電話に出ると相手は翔。

翔『あ、もしもしA？』

「なに」

翔『今仕事で休憩なうなんだけどさー、さっき買った炭酸めっちゃ上手いの。ビックリしちゃって…』

「そんなくだらないことでかけたんだったらきるよ」

翔『ごめんて！！でもそんなところも好き！！！！あ、急いで家出たからテレビつけっぱで鍵も閉めてないからさー。今日はやめに帰ってこれる？？』

「え、母は？」

翔『同級生と食事行くって昨日いってただろー？』

「そーだったっけ。まあいいや、今学校だからすぐ帰るよ。」

翔『うん、ありがとなー。帰ったら癒してくれよ♡』

「クソ兄貴」

通話終了をタップする。

なんかゴタゴタ言ってたけど聞こえなかったかな！！！！

「…あ、零先輩すみません、帰らなきゃいけなくなっちゃって……」

零「あぁ、ひきとめたみたいで悪かったのう。」

「いいえー、零先輩と話せたので全然♡また話しましょうね！！」

零「じゃあの」

「はい！！」

零先輩に手を振って、ドアを閉めた。





零「…あの笑顔、ずるいのう……」







零さんの口調難しいです(´・ω・`；)

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