プレゼント【気象 / AS 】 (ページ3)

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雅「翔ちゃん」

「なんですか？」

雅「もうすぐで誕生日だよね？」

「は？」

ってきり、さっきの会議の事を言われんのかと思ってたのに

予想外。

雅「誕生日どこでお祝いしよっか」

そんな事聞いてくるなんて、今年が初めて。

去年までは意味不明なメールが当日届いて、次の日にプレゼントを渡されていただけなのに。

「なんで、急に」

雅「いいじゃん、翔ちゃんの誕生日お祝いしたくなっただけ。1月25日の夜、暇？」

「まあ、暇だけど」

雅「じゃあ…うちでやろうよ、気楽ね！食事どうしよっかなー、出前とる？それとも手料理？」

そういえば、雅紀の家って送迎はするけど、家の中までは入ったことないな。

うちの何倍広いんだろ。まあオートロックの時点で負けてるから何とも言えないけどさ。

雅「聞いてる！？そうだ、足痛かったんだけど！」

耳元で叫ぶなっての。

「寝てるのがいけないんじゃん。嫌なら起きて話ちゃんと聞いてればいい」

雅「まあ、そうだけど…」

当たり前の事を普通に言って聞き入れる雅紀は、やっぱり単純。