プレゼント【気象 / AS 】 (ページ12)

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11　櫻井side ページ12

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『翔ちゃーーーーーーーーーん』

どこからともなく聞こえてくるこの声は、

夢だろうか。

俺は今寝てるのか？
こんなに頑張ってる夢なのか。

あー、勿体ない。

『翔ちゃん！入るよ』

ふとパソコンから顔をあげれば、見慣れた顔。

今日は休みだぞ。それに今日は行けないと連絡してもらったし。

やっぱり夢かも。あげた顔を元に戻し、パソコンとにらめっこ。

雅「ちょっと翔ちゃん、無視はダメだよ！」

「どーしたの…」

雅「どうしたのって、翔ちゃんを迎えにきた」

「智くんに連絡してもらったの見てない？」

雅「みて、来た」

「雅紀に頼める仕事なんてないよ？」

雅「それは分かってるから、心のケアを」

「…帰れ。てか、何できたの？」

雅「んー？松潤に送ってもらったんだー、ちなみにそこにいるけど」

あ、潤いるんだ。なんで入ってこないんだろ笑

「まあ俺今日帰れそうにないから、うん。帰れよ」

雅「翔ちゃん終わるまで帰らない」

…なんでそんな事言うかな。

「明日になるよ」

雅「そんなこと無いよ、翔ちゃんは俺の執事でしょ？いつも完璧だもん！」

「うるせ。てか、誕生日プレゼントくらい持ってこいよ」

雅「もうずっと持ってるよ。翔ちゃんと会った時から

「"愛"とか言ってくんのか？」

『まあね … 』