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もうそろそろお昼時。
コーヒーと飯、持っていこうかな。
菊池「大野さん！これ櫻井さん好きなやつですよね！」
広告部の部屋に入ってきてでかい声で言ってきた菊池。
…みんな見てんじゃんかよ。
菊池を廊下にだして、ミニ説教。
シュンとしてる菊池を連れて翔くんのところ
へ。
エレベーターで朝行った最上階に向かう。
にしても、翔くん高所恐怖症なのに
こんな高いところ大丈夫なのか。
「翔くん入るよー？」
翔「はーい」
声をかけて部屋に入れば、資料の束が机にドカッと置かれていたり床に散らばっていたり。
「大丈夫？」
翔「んー、印刷まで今日中にはたぶん終わる」
流石だね、俺だったらたぶん諦めてるよ。
菊池「櫻井さん、本当に申し訳ありません！」
翔「moistureのオムライス奢ってくれたら許す」
菊池「えっ…週3日しか開いてなくてしかもオムライスは1日5食しかださない名店ですよね…」
最近の若者は詳しいな。
「てか、翔くんいつでもタダで食べれんじゃん」
菊池「そうなんですか！？」
「moistureの店長は翔くんの元…」
翔「それ以上言ったらリストラだよ」
「職権乱用だよ。まあ友達だな、友達」
菊池「へ、へー…」
翔「そんなことより、雅紀に今日行けないって連絡しといて」
「どこに？」
翔「誕生日祝ってくれるって言ってたんだけど、帰れそうにないし」
「おう、分かった」
翔「じゃあ、コーヒーとパンありがと」
部屋を出て、相葉ちゃんに連絡。入れる。
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作者名：夜翔 | 作成日時：2016年1月10日 1時
