24話 ページ3
「ぃ、あ...っ!?」
子供にしては鋭いだろ、その歯は。
「んくっ、ん...」
振りほどこうと胸を押すもびくともしない。
小柄な割に相当力が強いみたいだ。
油断した。
「っぁ...ぅ...」
てか、飲みすぎじゃね...。
もう既にゾムと同じくらい飲んでる。
腹がすいてたにしてもそんな量普通は胃袋に収まらないだろ。
「っは、んぅ...ふ...」
視界ぼやけてきた...。
またショッピにどやされるんだろうなぁ俺。
「しょ、ぴ...っ」
ショッピの名前を呼ぶとなんとなく落ち着く。
会いたいなぁ、なんてぼーっとする頭で考えてると
腹が膨れたのかその子は俺の首元から口を離した。
「はえ〜...噂には聞いてたけど本当に美味いなぁ」
さっきとは口調も態度も変わっている。
か弱い子供になりすましてたのか。
相当な演技派だな。
「お前、なんなの...」
舌が回らない口でそう問えばそいつは言った
「俺はロボロって言うねん。ショッピくんとゾムの友達やから、そんな身構えなくてええよ？」
ショッピとゾムの友達、
そう言われだけでふっと肩の力が抜けた。
頭で思ってるより俺はあいつらが好きらしい。
「へぇ...で、ロボロは俺の血の噂聞いて飲みに来たってわけね」
とんだご挨拶じゃないですか。
「まぁそれもあるんやけど...」
なんだ、まだ何かあるのか。
どうせろくな事じゃないだろ。
「...何？」
「俺、ショッピくんに頼まれてる事があってな」
ショッピが...？
明日じゃ駄目な都合でもあんのかな。
「ふーん...なんて言ってたのショッピ」
「Aさん、逃げてください。館のボスと仲間がAさんを捕まえようとしてます。...やって」
...ほらな、ろくな事じゃない。
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おにぎり(プロフ) - 作者さん大丈夫ですか！？作者さんの上司は誰や凸ってボコしたい (2019年12月6日 17時) (
レス) id: a1c9153b84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱァん - やっぱりホビッTさんだ！つーか夢主君は16倍スコープ常に目につけてんのかな･･･ (2019年9月6日 0時) (レス) id: afe6fa3e2d (このIDを非表示/違反報告)
ヨヨヨ - 桃色の瞳？？…………あ、もしや！……………ホビッt((殴 うわぁぁぁぁぁぁ (2019年8月26日 14時) (レス) id: 5ce6172a9b (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 桃色の瞳……………か…………………………ま…まさか……………！？その名は………ホビッt((殴グハァァァァァ (2019年8月26日 12時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
ぱァん - 桃色の瞳･･･子供･･･ホ、ホビッt(( (2019年8月23日 20時) (レス) id: afe6fa3e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2019年8月22日 16時
