甘々なよる ページ2
「んっ、！あ、あぁぅ……っ、！」
寝室に、ベッドのスプリングとちいさな嬌声が響く。
恥ずかしそうに頬染め、細い指で口元を隠す彼。声を抑えているのが不服なので、思いっきり奥を突いてやる。
「んあ゛っ！？や、やぁっ、おく、らめぇぇ…♡」
「ダメじゃないでしょ、きゅうきゅう締め付けてきますけど？」
「ちが、ぁぁ…！ああぅっ、ぐりゅ、てぇ、だめ…っ」
そのまま奥に押し付けてやる。もう既に声を抑える余裕はないようで、かわいい声がもれた。
「んあぅ、ひゃあぁ…！ま、て、いっ、ちゃぁぁ…♡」
「イけばいいじゃないすか、ね？」
らっだぁさん、と耳元で吐息たっぷりに囁いてやると、小さく、しかし確かに喘ぎ声。また開発しよう。
「ひゃ、あんっ、やぁぁぁぁ………っ…、♡♡」
はぁはぁ吐息を整える彼。このまま動くのもいいが、今は休ませてやりたい。もう既に顔はとろとろと蕩けている。
「らっだぁさんー？大丈夫ですか？」
「ん、ぁ、？ぅ、……♡」
大丈夫じゃ無さそうだ。とはいえ俺もまだ足りない、申し訳ないが動かせてもらおう。
「あ、ゃ、！？まぁっ、て、おれ、まだぁ…！まって、だめ、ぞむさぁぁ……♡」
口ではダメと言っているくせに、ナカはきゅうきゅうと、まるで離したくないかのように。
とはいえ俺もそろそろ限界、もう少し頑張ってもらおう。
「んぁぅ！？！？ぁ、ぁぁぅ…！や、おれ、またぁ…♡ いく、いっちゃぁぁ……♡」
「ん゛っ、…ぅ…」
甘ったるい空気が流れている部屋の中に、2人の荒い息が響いた。
続く
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作者名：yorunoame0604 | 作成日時：2022年6月29日 17時
