71話目 ページ25
扉の前から人の気配が消えたのをいい事にもう一度起き上がって辺りを見渡すと何故か肩掛けカバンが置いてあった
中身を確認すると元々入っていた2個の携帯が壊れることなく存在していた
多分ホークスが回収してくれたんだろう
『うわ』
仕事用の携帯を開けばホークスや公安からの連絡でロック画面が埋め尽くされていた
ホークスには感謝の言葉と生きてる。とだけの返事をして公安の連絡を確認する。端的にまとめれば今回の報酬が振り込まれる事が書かれていた
『このまま黙ってると思うなよ』
プライベート用の携帯を開き電話をかける
？「久しぶりだなぁ、嬢ちゃん」
『久しぶり、義爛。悪いんだけど仕事を頼みたい』
義「いつも急だなあ。で、何をして欲しい」
『命知らずの記者でそこそこの会社に勤めてる奴かネットで知名度ある奴を紹介して欲しい』
すると電話の向こうから笑い声が聞こえた
義「ふっくはは。お前さん嫌いじゃなかったか？」
『嫌いさ。でも使えるもんは使う主義でもある』
この世界で生きてくには好き嫌い言ってたら何も出来ない
義「その根性嫌いじゃない。いいぜ、紹介してやる。因みに内容は聞いても？」
『待ってた方が面白い。かな』
義「そうか。じゃあ書かないでおこう」
何かを察知したかの様で義爛はそのまま食い下がった
『今度会ったときにでも詳しく話すよ。それじゃあよろしく頼みます』
義「まかせな。相手と連絡がつき次第直ぐに連絡する」
『ありがとうございます。では』
電話を切ると時間切れだとでも言う様に右肩や肋骨が痛み出した
そのまま座っていても治る様子が一向にないのでベットに横になれば睡魔が襲いかかってくる
タダでさえ狭い視界がさらに狭くなり暗転した
次に目が覚めた時には月明かりが病室に差し込んでいた
近くにあるはずの携帯を探して手に取るとロック画面の時計は21時を示している
義燗と電話したのが13時くらいだったから大体8時間くらい寝ていたらしい
8時間も寝たはずなのにまだ眠気が襲ってくるあたり大分参ってるらしい
寝てる場合じゃないんだけどなと思いながら意識を手放した
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麗葉 - 私ここのヒーロー側嫌いだ、、、主ちゃん幸せになってぇぇ！ (6月8日 21時) (
レス) @page13 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
真白 - うわぁ.....気になる (2023年1月14日 1時) (レス) @page13 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - な、謎が多いですね……煙影ちゃんの過去が全然見えない……続きが気になりますぅ……← めっちゃ面白いです！ 更新待ってます！ (2022年10月28日 21時) (レス) @page12 id: 943a21922c (このIDを非表示/違反報告)
かいと - お、面白いけど…謎が多くてよくわかんない…私の理解力の問題か…？完結のときに謎の解明を頼みます！ (2022年10月23日 8時) (レス) @page12 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
まいむ - うわあああああああおもしろい！続きが気になるうううう (2022年3月18日 21時) (レス) @page2 id: ce81fe4080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜猫@96 | 作成日時：2022年2月15日 4時
